3月のライオン昭和異聞 灼熱の時代 4 (ヤングアニマルコミックス) の感想

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将棋はまだ初めて１年ぐらいの低級者ですが…面白い！
実際将棋を指すシーンは中略されていたりするものの、実際の将棋史をモチーフにしたキャラ、戦術の変遷が描かれており、これが面白い！！
　振り飛車は邪道！居飛車こそ正道！
→だが硬さ比べで美濃囲いに勝てない！
→ならば居飛車穴熊！
→穴熊なんてド素人くせえ下衆戦法だ！！
→あれ？硬くて手が出せないぞ…！？これはもしかして優秀な戦術…！？

といった流れは実際の歴史にもあったと聞いており、これをプロ棋士対談交えて作中でも解説してくれる！
さらに今では伝説となった実在のプロ棋士をモチーフにしたキャラの登場。
いまや写真や棋譜でしかみられなくなった人物が動いているようで、これも楽しい！（一部性格の大幅変更が成されているようですがｗ）

そして３月のライオンにもあった、
「勝つために孤独を貫くのか。誰かに癒され、もしくはその人に報いるために戦うのか。どちらが正しい（強い）のだ！？」
という課題。これもストレートに描かれており、面白い！！
本当に面白い！今や本編よりも楽しみになりつつあったりしますｗ…（本編休載多いからね…）