機巧少女は傷つかない (MF文庫J) の感想

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タイトル機巧少女は傷つかない (MF文庫J)
発売日2012-09-01
製作者海冬 レイジ
販売元KADOKAWA / メディアファクトリー
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

過去に凄惨な出来事を体験しトラウマを持っている主人公、雷真
日本最高峰の技術を用いて作られた人形、夜々
雷真は夜々を引き連れて魔術学校の中でも最高学府と呼ばれ、屈強な魔術師が数多く在籍するイギリスの王立学校に入学する
入学といっても学問に励むわけじゃなく、過去のトラウマと関係ある復讐を果たすために入学する、その影で蠢く怪しい陰謀

まっすぐな主人公、過去の因縁、強者とのバトル、ギャグ、そして色恋沙汰
ラノベの王道とも呼べる要素をしっかり兼ね備えている作品

ギャグの数もちょうど良く、最近多いネット用語を用いた寒いものでもない
キャラも必要以上には出しておらず、ごちゃごちゃしていない
文章も小難しくなく、かと言って稚拙でもない
読んでいて学園の情景が浮かんできます

日常物のライトノベルが増えている中でこういった王道ラノベの存在価値は大きいと思います

バトル、程よい萌え、先が気になる展開
こういう小気味良いラノベは久しぶりです

伏線の回想に関しては賛否両論ありますが、少なくとも自分は読んでいて違和感や不快感はありませんでした
好意的に読み取れば、回想を数回に分けることで雷真が相当に過去を引きずっていると印象付けるための演出ともとれなくはありません
が、読みやすさを重視する人にとってはマイナスポイントでしょう
過去話を挟まれると気になる性質という人なら、これはプラスポイントかもしれません

最近のラノベに多いごり押し押し売りの「な?可愛いだろ?」みたいなのがないのが良い
内容も贅肉が少なく読みやすいですし、キャラの魅力も十二分です

MFJがやたら押しているので疑心暗鬼に思う方もいるかもしれません
が、多くのレビュアーの方々が言っているように面白い部類に入ると思います

次巻以降の展開が気になります

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