NEON GENESIS EVANGELION vol.04 [DVD] の感想

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参照データ

タイトルNEON GENESIS EVANGELION vol.04 [DVD]
発売日2003-08-27
監督庵野秀明
出演緒方恵美
販売元キングレコード
JANコード4988003954758
カテゴリ » DVD » ジャンル別 » アニメ

購入者の感想

初めてTVシリーズ第弐拾四話を見た時はシンジ同様
渚カヲルの言っていることが兎に角分からず途方にくれました。
一話キャラの渚カヲル、正しく理解するには結構時間がかかりました。

リリンって何?リリスって何?なぜカヲルの使徒名がタブリスなのか?訳が分からなかった。
でも今ははっきりとわかる。
この時既に「生命体」とカヲルが言っていたんですね。
アダムとリリスという地球に漂着した数奇で残酷な運命を背負った二つの生命体。
シンジたちの心の葛藤が部分象限であるとするなら、
地球を巡る二つの生命体の戦いがエヴァの大きな枠組み、全体象限であること。

アダムボーンの使徒たちに対し、知恵を駆使してアダムのコピーであるエヴァで対抗するリリン。
使徒たちやアダムの立場でエヴァを見直すとアダムサイドに同情できる。リリンサイドに疑問がわく。
新劇をふまえるとなおさら。悪知恵の働くリリンは底なしに恐ろしい。
渚カヲルが言うエヴァを利用してまで生き延びようとするリリンが僕にははからないという台詞に
ものすごく共感できてしまう。

追加シーンの入った第弐拾四話を見た時、
早朝のゼーレモノリスと渚カヲルの会話シーンでカヲルが酷く悪人面に見えて
なんだか気味が悪いなぁと思っていました。
でもそうじゃない。二つに一つ、そのために今僕がここにいる。
平然な顔で言っているが台詞の意味を踏まえるとひどく重い。重すぎる。

アダムはむしろ知恵のあるリリンに翻弄され体も魂もバラバラにされた被害者にすら今は見える。
そのアダムの魂を勝手にいれられたのが渚カヲル。
なんと数奇で悲しい運命を背負った存在なのだろうという感情がわきおこってくる。

「君が何を言っているか分からないよ、カヲル君」とシンジは言う
「遺言だよ」とカヲルは言う。
なんて残酷なんだろう。そもそもちゃんとした返答にすらなっていない。
そうじゃないよ。シンジは枠組みが分かっていないんだからそこを説明してあげないと。

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