アクセル・ワールド〈11〉超硬の狼 (電撃文庫) の感想

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参照データ

タイトルアクセル・ワールド〈11〉超硬の狼 (電撃文庫)
発売日2012-04-10
製作者川原 礫
販売元アスキーメディアワークス
JANコード9784048865210
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

出版社のHPなどで公開されている通り、この巻の内容は七王会議から始まります。
すでに公開されている程度なら、ネタバレにならないと思うので紹介しますが

七王会議でシルバークロウが災禍の鎧を完全に分離したことを確認されたが
そこから緑の王の名代としてアイアン・パウンドより、加速世界最大の脅威である加速研究会を攻略するべく
シルバークロウは神獣級エネミー「大天使メタトロン」の大出力光線に対抗できる伝説のアビリティ・理論鏡面の獲得を要求される。
この理不尽とも言える要求に釈然としないものを感じながら、ネガ・ネビュラスのメンバーは選択の余地はなく受け入れ。
赤の王ニコの協力で、シルバークロウの特訓を開始した。
そして七王会議で知った秘密や謡の語った過去など、シルバークロウ・ハルユキを思い悩ます展開も並行して続きます。

しかし、この巻は、新章の序盤に過ぎないからでしょう、新章の起承転結の「起」の部分しか書かれていないような印象で、作品に停滞感を感じました。
やはり評価は、次巻以降に期待するしかないとの印象は拭えませんでした。

最後に十一巻の最大の見所は、予想外の強敵の登場で敗北を知ったハルユキが、この試練を乗り越え
新たな強さを手に入れるための葛藤が、中盤以降に描かれているところです。
これが今後、このアクセルワールドの世界に、どういう影響をもたらせるか、楽しみです。

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