神のみキャラCD.9 の感想

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「月の夜に逢いましょう」ではささやくような声が月夜の込み上げてくる思いを歌いあげています。「月の夜に逢いましょう」のサビの部分が耳の奥から離れません。切ないのだけれど信頼と希望の恋の歌。満月に引かれる海の潮のように心が静かに高まって来ます。
ところがこのInstrumentalを聞くと、しっかりとした骨格を持った、はっきり力強く盛り上がる曲であることが分かります。流し続けても飽きません。
歌が付くと切ない絶え入りそうに聞こえて、歌抜きだと力強い。こんな不思議な素敵な楽曲です。
曲の良さとあくまで月夜で歌いきる井口さんの上手さが相まってのマジックなのでしょうか。

「キズナノユクエ from Tsukiyo」は月夜の「シンジテル」の一言で打ち抜かれるための歌です。それで十分です。