ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり〈2〉炎龍編 の感想

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別世界からもたらされたモノや様々な知識は、
特地と呼ばれている世界に変革をもたらし始めます。
経済活動はアルヌスの丘の難民キャンプをいつしか街へとかえ、
伊丹（＆元妻）を感染源とした文化が良くも悪くも広がっていきます。

戦争の継続を望まない日本は帝国との講和の準備を着々と進めていきますが、
そんな最中、手負いの炎龍がダークエルフの集落を襲っているとの報が。
表紙もさることながら「炎龍編」ですから結局は退治しに行くわけですが、
そこにたどり着くまでの紆余曲折もお楽しみどころです。

登場人物も増え、特地の全体像も見え始めましたし、
政治やら個人的な復讐やら色々な思惑もからんできました。
混沌としつつある話をどうもっていくのか、3巻が楽しみです。

最後に　柳田△