ジャージー・ボーイズ [DVD] の感想
265 人が閲覧しました
参照データ
タイトル | ジャージー・ボーイズ [DVD] |
発売日 | 2015-09-02 |
監督 | クリント・イーストウッド |
出演 | ジョン・ロイド・ヤング |
販売元 | ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント |
JANコード | 4548967204582 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » ドラマ |
購入者の感想
………待ってたよ。
2014年の秋、劇場へさんざん観に出かけた、なんだかんだ言って(後述)結局大好きな『ジャージー・ボーイズ』が、日本公開からおよそ1年近い歳月を経て、ブルーレイを単品で買うつもりでいたオレにとっては、まさに待望のリリースとなった。
好敵手ビーチ・ボーイズやモータウン勢と共に、ビートルズ上陸後も駆逐されることなく、全米チャート上位にヒット曲をコンスタントに送り込んだフォー・シーズンズの《歴史》を、きらめくような名曲の数々と共にたどる約135分。
ジョン・ロイド・ヤング(フランキー・ヴァリ)、エリック・バーゲン(ボブ・ゴーディオ)、マイケル・ロメンダ(ニック・マーシ〔マッシ〕)、そしてヴィンセント・ピアッツァ(トミー・デヴィート)という4人のボーイズが、派手さを抑えた渋い色合いの世界の中で、それぞれ好演している。
監督を務めたクリント・イーストウッド御大のこだわりもあり、基本的にそのシーンの歌はその場で同録されており、実は本作の“サントラ”っぽい雰囲気で発売されているアルバムでは、本編とまったく同じテイクを聴くことも難しかったので、そういった意味でも本当に、待っていた。
ここ1年の間には、本作のソフト―BD+DVDのセット―が発売&レンタル開始され、大元の舞台も日本に上陸し、「あ。こんなに楽しい世界だったんだ!」というご意見を多く拝見して、となると“その世界の再現”を望んでいた欧米などのファンの人々にとって、この映画『ジャージー・ボーイズ』で展開される世界は、あまりにも生々しいものだったのではないか、という気もしてきたのだった。
舞台は未見なのでこれ以上の言及は控えるが、四半世紀近い間、フォー・シーズンズの音楽を愛してきた者のひとりとして一言申し上げておきたいのは、少なくともこの映画『ジャージー・ボーイズ』では、“実話に基づいた”といっても、かなりアレンジをし、時系列を入れ替え、登場人物も相当に整理、というか、本当だったらいるべき人物のうち、かなりの人々がいないことになってしまっていたりする。
2014年の秋、劇場へさんざん観に出かけた、なんだかんだ言って(後述)結局大好きな『ジャージー・ボーイズ』が、日本公開からおよそ1年近い歳月を経て、ブルーレイを単品で買うつもりでいたオレにとっては、まさに待望のリリースとなった。
好敵手ビーチ・ボーイズやモータウン勢と共に、ビートルズ上陸後も駆逐されることなく、全米チャート上位にヒット曲をコンスタントに送り込んだフォー・シーズンズの《歴史》を、きらめくような名曲の数々と共にたどる約135分。
ジョン・ロイド・ヤング(フランキー・ヴァリ)、エリック・バーゲン(ボブ・ゴーディオ)、マイケル・ロメンダ(ニック・マーシ〔マッシ〕)、そしてヴィンセント・ピアッツァ(トミー・デヴィート)という4人のボーイズが、派手さを抑えた渋い色合いの世界の中で、それぞれ好演している。
監督を務めたクリント・イーストウッド御大のこだわりもあり、基本的にそのシーンの歌はその場で同録されており、実は本作の“サントラ”っぽい雰囲気で発売されているアルバムでは、本編とまったく同じテイクを聴くことも難しかったので、そういった意味でも本当に、待っていた。
ここ1年の間には、本作のソフト―BD+DVDのセット―が発売&レンタル開始され、大元の舞台も日本に上陸し、「あ。こんなに楽しい世界だったんだ!」というご意見を多く拝見して、となると“その世界の再現”を望んでいた欧米などのファンの人々にとって、この映画『ジャージー・ボーイズ』で展開される世界は、あまりにも生々しいものだったのではないか、という気もしてきたのだった。
舞台は未見なのでこれ以上の言及は控えるが、四半世紀近い間、フォー・シーズンズの音楽を愛してきた者のひとりとして一言申し上げておきたいのは、少なくともこの映画『ジャージー・ボーイズ』では、“実話に基づいた”といっても、かなりアレンジをし、時系列を入れ替え、登場人物も相当に整理、というか、本当だったらいるべき人物のうち、かなりの人々がいないことになってしまっていたりする。