MATLAB/Simulinkと実機で学ぶ制御工学-PID制御から現代制御まで- (Physical Computing Lab) の感想

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タイトルMATLAB/Simulinkと実機で学ぶ制御工学-PID制御から現代制御まで- (Physical Computing Lab)
発売日販売日未定
製作者川田 昌克
販売元TechShare
JANコード9784906864041
カテゴリジャンル別 » 科学・テクノロジー » 工学 » メカトロ・ロボット工学

購入者の感想

制御工学の学習は,紙と鉛筆が主で,いいとこシミュレーション。
実機での体験,特に教科書に載っているような理論的な道具をきちんと
活用した形での実験は,専門としている研究室に配属されるか,
よほど熱心な先生のいるかしないと,なかなか難しいです。

その意味で,本書はマインドストームとMATLAB/simulinkを組み合わせた
実験レシピが多く記載されており,ユニークな内容で興味深いです。
これらの道具がすでに学校に用意されている学生さんや先生であれば,
非常に役立つのではないかと思います。

しかしながら,学生ではない個人が自宅で,という学習には,
なかなか難しいだろうなぁ,と思います。
これだけのものを正規価格で個人で揃えるとなると,
かなりお金持ちの人に限定されるのではないでしょうか。

必要なもの
・倒立振り子キット (7万数千円)
・MATLAB/Simulink  (94ドルで買える学生版も可能)

ソフトとあわせてもたったの9万円です。LEGO MIND ストーム(頭脳)、レゴパーツ、Matlab/Simulink は他の用途でも使えますから役目をおえても無駄にはなりません。

電気や機械工学科などで制御工学を学ぶ学生は多いが、その大半は知識を使うどころか覚えてすら居ないだろう。なぜなら、制御工学が横断的な学問ゆえイメージがつかみづらいからだ。中には、具体的なターゲット(電気回路、機械システム)を据えて説明している教科書もあるが、所詮は単純例である。学生の記憶には残らない

これは制御工学をリアルに活かせる。というより、制御教育の最終目標である「制御系の設計」が体験できる。そしてそれが「動く」

「動く」というのは大きなインパクトがある。説得力がある。

小学生も、動くロボットをみて感動し、数ヶ月後には工業高校生を上回るプログラミングを達成している。それほど「動く」ことの教育的効果は高い。

確かにこの教材はお仕着せかもしれないが、お仕着せで取っ掛かりをつけ、それから創造活動を始めてゆけばよいと思う。

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