アイカツ! ステージビジュアルブック (Gakken Mook) の感想

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3rdシーズンにて登場した全ステージ&アイドルコーデの紹介がメインです。
ステージ紹介の際に掲載されているショット（画像）は、どれもセンスがあり
「あのライブの、このシーンが良かった！」という場面は大体、抑えてくれていますが、
軽く流して読む限り、録画なりBDを視聴すれば済んでしまう内容であることは否定できません・・・。

しかし画像には、それぞれ小さな字で解説が書かれており
カメラの位置やダンス、アイドルオーラの変化、オーラを出すタイミング、
アイドルの視線・・・等々それぞれに意味があることを具体的に説明してくれています。
（例えば氷上スミレのタルト・タタンステージ。
108話では103話よりスペシャルアピールのタイミングが早くなっている、
また時計や鏡淵の色が銀色から金色になっており、成長要素が盛り込まれている等）

・・・このような解説に興味がある人なら、非常に満足できます。
僕は満足できました！

あとは個人的に期待していたアニメ監督とアニメ3DCGディレクターの対談、
ダンス振付師さんのインタビューの内容は充実していて
アイカツフアンなら興味深い内容が満載だと思います。

例えば148話の、ぽわプリのステージでは、しおんの代わりに凛が出る予定だったなど、
アニメを見るだけでは分からない裏話等も掲載されています。

更に欲を言えば三期ステージの全体的な説明や、全ステージの数行の説明だけでなく、
ステージをゼロから完成に至るまで、どのように作っていくのか、
その過程を紹介するような記事が欲しかったです。
どのステージでもいいので「制作過程」を画像付きで見てみたかった・・・。
これがあれば文句なく星5つでした。

（技術の域まで踏み込め！と言ってる訳ではなくて、
どんな感じで作られているかの流れを見たかったのです）

とはいえ、ステージの説明はガチで凄い！ので
アイカツ！のステージが大好きな紳士淑女フアンにならお勧めできます。