はれた日は学校をやすんで (双葉文庫) の感想

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参照データ

タイトルはれた日は学校をやすんで (双葉文庫)
発売日販売日未定
製作者西原 理恵子
販売元双葉社
JANコード9784575713138
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » イラスト集・オフィシャルブック

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購入者の感想

サイバラさんの本は 考えさせられるから 好き
心で読む本というか 毎回ぐっとくる

西原先生のすべてが凝縮されています。
本を読む(内容を理解する)というよりは音楽を聴く(感情に触れる)ような感覚を覚える素敵な内容です。
誰もが覚えのある感情を思い出せるのではないでしょうか。
ぜひ、いろんな方に読んでいただきたい、お奨めの一冊です。

最近では毎日かあさんでお馴染みのサイバラさんが、小・中学生の日常を描いた
初期の短編等を集めた作品集。で、大傑作。

サイバラさんの漫画は正直だ。身も蓋もない程。そのマンマ。
表現の規制もへったくれもなく、ガキ、とか、バカ。
ジジイって単語なんかがバンバン登場する。

なのに読んでいて不快にならず、堪らなく胸に沁みて来るのはきっと。

この怪物漫画家が、それこそガキの頃から。ずーっと経験した事や、
その時体感した思い、丸ごと。を現在に至るまで 、これっぽっちも欠けることなく、
変わることなく持ち続けてるからなんだと思う。

サイバラさんの漫画からは書いてる内容への覚悟や凄みが、面白さや優しさと、
同じ配分で伝わって来る。真っ正面から。

何度も唸らされる箇所があった。幾度となく、
「そうそう!こんなだった、こんなだったガキの頃!!」
とジーンと震えが来た。
(「ようじがあるからあそべん!」「そしたらようじのあとはだめ?・・・まつよぼく」とか。)

夏休みの、この時期だからこそ読んで欲しい一冊。

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