こんなの初めて 手法とアイデア クレイの教科書 (くりくりの本) の感想

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月１くらいでクレイ教室に通って半年くらいです。
買う必要ないかもしれないけど興味があったので買ってみました。
クレイを習ったことのない初心者や、ネットサーフィンめんどくさー（ｏｒそんな時間ないよ）って初心者には良い本かもと思います。
クレイの魅力のほんの入り口程度の内容です。

いくつかの粘土の種類が紹介されていますが、網羅されているわけではありません。紹介されているクレイも最新版という感じでもありません。初心者さんが選ぶのに迷った際の参考程度です。

参考作品はアクセサリー、簡単な人形、雑貨デコパーツ（小ワザ含む）等の作り方がほとんどです。
掲載作品は全て作り方が載っているわけではありません。
載っている作品に「おお！」と思うものは無く、やっぱ工作の延長の粘土細工だね感から脱出できていないのが非常に残念です。
せめて…「これ粘土！？？」と思うくらいの参考作品の写真が少しでも載っていれば、初心者さんにも奥深さが分かるだろうに。とっても残念です。
せめて仕上げに表面整えてきれいなラインになっている程度の作品を、少しでも掲載してほしかった…
フリーフォームしたなって指の痕がわかる作品ばっかじゃん…

いくつか（４種類程度）の型取り材の紹介がされていますが、ネットや他の本でもよく見かけるものがほとんどで、どれも本格的とは言えません。
型取り材についてはそれぞれの特徴も載せてくださっているので　全くわかんないよ！な初心者さんには良い判断材料になるかも？
また、ちらりと著作権のことも載せてくれているので（詳しくは載っていないが）モメたくない方・原型の作品（またはメーカー）に愛と敬意を持って接したい方はご参考に。

きちんとした先生について習っている方は　あまり必要なさそうに感じました。