安倍政権にひれ伏す日本のメディア の感想
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参照データ
タイトル | 安倍政権にひれ伏す日本のメディア |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | マーティン・ファクラー |
販売元 | 双葉社 |
JANコード | 9784575309966 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » マスメディア » メディアと社会 |
※サンプル画像
![安倍政権にひれ伏す日本のメディア サンプル画像](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41xXM7npFNL.jpg)
購入者の感想
少し前の内容ですが、「米国の方がもっと監視社会になっている」「日本は米国の10年位後を付いている」という見方はニューヨーク・タイムズの元記者ならではと感じました。
監視社会の様子を見るのに推奨されている映画: 「ボーン・アルティメイタム」は観てみたいと思います。
米国と異なり、会社を超えて助け合うことをしない日本の新聞社。「本来は記者クラブがそういう役割だ」という視点は目からうろこでした。ジャーナリズムが殆どない国: 日本。情けないなと思います。
船橋洋一氏の活動に2015年8月から参加とのことでしたが、今、(一財)アジア・パシフィック・イニシアティブのweb頁を見ても主要職員に著者の名がありません。今はどうされているのでしょう。
監視社会の様子を見るのに推奨されている映画: 「ボーン・アルティメイタム」は観てみたいと思います。
米国と異なり、会社を超えて助け合うことをしない日本の新聞社。「本来は記者クラブがそういう役割だ」という視点は目からうろこでした。ジャーナリズムが殆どない国: 日本。情けないなと思います。
船橋洋一氏の活動に2015年8月から参加とのことでしたが、今、(一財)アジア・パシフィック・イニシアティブのweb頁を見ても主要職員に著者の名がありません。今はどうされているのでしょう。
ここ最近、ジャーナリズム論というのはウヨサヨみたいな単語と共に大声で語られる
大変香ばしい話題になってきてしまいました。
おぞましい罵詈雑言だらけのインターネット空間の論評を目にすることに辟易して
本屋に足を運んでみましたが、本屋の棚もネット世界の争いの延長の様相で、
大変見苦しい言論の広がる空間となっています。
目に入った本を一通り流し読みしてみましたが、「政権とメディアの両方への批判」または
「政権とメディアの両方への理解」といったような、ヒートアップするウヨサヨ論者の立場から
一歩離れた立ち位置の本はあまりにも少なく感じられます。
ケント・ギルバートの本のようなインターネットに溢れる罵詈雑言の丸写しレベルの
めまいがするようなふざけた本が所狭しと並ぶ様子はある種の狂気です。
そういった中でこの本の立ち位置は珍しく「政権とメディアの両方への批判」に属するものです。
いわゆる「右」な人は表紙を見ただけでアレルギー症状を起こしそうなタイトルの本ですが、
内容はそう単純なものではありません。
日本の政府の報道に対する姿勢、そしてメディア自身の報道の姿勢について
元ニューヨーク・タイムズ東京支局長を務めた記者が感じた疑問をストレートにぶつけています。
他のレビュアーの方の指摘の通り、マーティン・ファクラー氏の母国アメリカにおけるジャーナリズムも
問題が表面化してきていて、「より優れたジャーナリズムを知っている高位の者の声」というよりは
いわゆる「ここがヘンだよ日本人」的な内容と言うべき本なのかもしれません。
個人的にはこの本で指摘されている内容はもっともな話であるように思いましたし、
現在の日本の政治報道を取り巻くさまざまな問題を考えるうえで大変有用な本だと感じました。
大変香ばしい話題になってきてしまいました。
おぞましい罵詈雑言だらけのインターネット空間の論評を目にすることに辟易して
本屋に足を運んでみましたが、本屋の棚もネット世界の争いの延長の様相で、
大変見苦しい言論の広がる空間となっています。
目に入った本を一通り流し読みしてみましたが、「政権とメディアの両方への批判」または
「政権とメディアの両方への理解」といったような、ヒートアップするウヨサヨ論者の立場から
一歩離れた立ち位置の本はあまりにも少なく感じられます。
ケント・ギルバートの本のようなインターネットに溢れる罵詈雑言の丸写しレベルの
めまいがするようなふざけた本が所狭しと並ぶ様子はある種の狂気です。
そういった中でこの本の立ち位置は珍しく「政権とメディアの両方への批判」に属するものです。
いわゆる「右」な人は表紙を見ただけでアレルギー症状を起こしそうなタイトルの本ですが、
内容はそう単純なものではありません。
日本の政府の報道に対する姿勢、そしてメディア自身の報道の姿勢について
元ニューヨーク・タイムズ東京支局長を務めた記者が感じた疑問をストレートにぶつけています。
他のレビュアーの方の指摘の通り、マーティン・ファクラー氏の母国アメリカにおけるジャーナリズムも
問題が表面化してきていて、「より優れたジャーナリズムを知っている高位の者の声」というよりは
いわゆる「ここがヘンだよ日本人」的な内容と言うべき本なのかもしれません。
個人的にはこの本で指摘されている内容はもっともな話であるように思いましたし、
現在の日本の政治報道を取り巻くさまざまな問題を考えるうえで大変有用な本だと感じました。