逆転裁判6 - 3DS の感想

250 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトル逆転裁判6 - 3DS
発売日2016-06-09
販売元カプコン
機種Nintendo 3DS
JANコード4976219076203
カテゴリゲーム » 機種別 » ニンテンドー3DS » ゲームソフト

※サンプル画像




購入者の感想

1-3以降凡作続きの逆転裁判シリーズですが、本作もその流れから抜け出せていません。
ユーモア、ロジック、ストーリー、どれを取ってもパッとせずひたすら冗長で退屈な作品でした。

(配慮はしてますがネタバレあり。気をつけて下さい)

個人的には歴代最低、文句なしの☆1ですが、世間的には賛否両論まっぷたつです。
まず、私の感想から。

・まず、ミステリとしての「反則」が多すぎる。むしろ1話から5話までで「ミステリでやったら冷める展開トップ10」をすべて完璧にやりきった気がします。ミステリ的に面白い展開なんか一瞬たりともありません。(強いて言うなら、ナナシノの正体が暴かれる流れと、5話前半の殺人事件はわりとロジックの出来が良かったかなぁ?というレベルです)
別に逆転裁判に本格ミステリとしての細かい整合性とかくそどうでもいい警察考証とかは求めてません。でも、1~4はいくらキャラゲーと揶揄されようと、そこには巧舟の絶対的な「面白いミステリを書きたいという思い」が詰まってました。
なぜ「この人物には、あるはずのないアリバイがある。なぜだ?」→「双子なんだ!!」なんて小学生でもやらない面白くない展開をやってしまったのか。これが最終話まで続くんですよ。後出しでトリックの答えに「双子」「完璧な変装」「多重人格」「失顔症(これは伏線があったので別にダメではないのですが、使い方になんの工夫もなく、なぜ起用したのか謎です)」とやりたい放題。
ほかにも「ナルホドに推理させたい部分によって変わる警察の捜査範囲(たいてい凶器の調査をまともにやってない)」「消去法で犯人当て」「そもそもダンガンロンパ的な「○○の正体は○○」に頼りすぎたフーダニットのオンパレードな“二転三転”しすぎて、一回の“転び”が軽すぎて疲れる上に萎える展開」など、つまらない原因を挙げればキリがありません。

・かなりマシになったが、まだ「物語」の域に達せてない幼稚なテキスト、シナリオ
5の時の感想とほぼ同じです。
セリフ回しはかなり改善されてようやく商業ADVの中では中の中くらいまで来たかな。。。という感じですが、このシナリオでは結局乗り切れません。
唯一、最終話のドゥルクの「真実」が明かされるシーンだけは良かったです。その後の逆転がお粗末すぎて萎えますが。。。

そこまで酷評されるものではないと思いますが、他の方も書いているように、主人公たちが大ピンチの状況を演出したいとはいえ、声付きで「死刑にしろ!」とモブに叫ばせるのはどうなのでしょうか。また託宣システムも正直煩雑なだけで、注目点は間違ってないのに細かい部分で齟齬があるため判定アウトにされるところが多く、解決後のカタルシスよりもそれまでのストレスでげんなりしてしまいます。シナリオも、オドロキ君にああいう過去を背負わせる必要まったくなかったですよね?そして途中に挿入されるアニメーションが、寒いギャグを延々観させられるような気持ちになってこれも頭を抱えます。
シリーズ1~3や、逆転検事ではギャグと推理とテンポの良さで楽しめただけに、5でも少々気になっていた煩雑さが増えてしまったという印象です。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

逆転裁判6 - 3DS を買う

アマゾンで購入する
カプコンから発売されたNintendo 3DSで遊べる逆転裁判6 - 3DS(JAN:4976219076203)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.