仕事は楽しいかね? 2 の感想

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タイトル仕事は楽しいかね? 2
発売日販売日未定
製作者デイル・ドーテン
販売元きこ書房
JANコード9784877710835
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学

購入者の感想

 前作で不思議な老人(コンサルタント)に出会い人生が変わった主人公。今度は仕事が上手くいっちゃて中間管理職になった。部下の管理で忙しくてやってられない。自分からまた老人にアプローチしてアドバイスを求めた。

 老人の答えは、
・部下の不平を言う前に、君は「ほんもの」の上司を知っているか。
 (君は「ほんもの」の上司なのかね?)
・「ほんもの」の部下を知っているか。
 (君は君の上司にとって「ほんもの」の部下なのかね?)

 「ほんもの」の上司、「ほんもの」の部下とは、そしてその相乗効果とは? そのような上司になるためにはどうしたらいいのだろう。それは即ちさらに上役にとっての頼りになる部下である。「ほんもの」同士は惹かれ合い、同志になる。例え職場や会社が変わっても、相談相手であり、取引相手であり、最高の仕事をするための仲間だ。
 さらに話は「ほんもの」の部下を口説き落として連れてくるプロセスまでに及ぶ。

 日本だと採用・解雇の人事権を課長・部長クラスが持つことはないだろうが、それでも手元に置いておきたい一冊である。

良き上司を知ることで良き部下が見えてくる。
良き部下を知ることで良き上司が見えてくる。
そのようにコインの裏表を感じることで、
この本は2倍、もしくはそれ以上の意味を持つ良書と
なるのではないでしょうか。
そして、前作に引き続き、
例えがわかりやすくて非常に読みやすい。
「2」ということで、ストーリーもつながっているが、
話の主旨は全く違っており、続編にありがちな、
同じような意味で、表現が違う、といったウンザリもなく。
人の上に立つ方、
人の下に立つ方、
将来は人の上に立ちたい方、
その中間の人、
そんな方にオススメします。

上司と部下の関係について書いた非常に面白い本です。この本で述べられているのは現在より良い成果を出すために上司と部下の関係がどのようであるべきかということで、両者の補完関係やいかに優れた部下をスカウトするかなど役に立つ話が多々あります。ただ、この本で書かれているのはより良くなるための創造的な仕事についてで、事業を行うにあたって必要な創造性よりも正確さを求められる仕事をいかに行うかについて良い意味での官僚制に触れられていないので沼上幹氏の『組織戦略の考え方』を併せて読む事をお奨めします。

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