『芥川龍之介全集・378作品⇒1冊』 の感想

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タイトル『芥川龍之介全集・378作品⇒1冊』
発売日2014-11-16
製作者芥川 龍之介
販売元芥川龍之介全集・出版委員会
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カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » 日本文学研究

購入者の感想

多くの作品にかなりのふりがながあり、読みやすい。多くの入力者と校正者には大いに感謝する。当然ながら、「或阿呆の一生」、「河童」、「蜘蛛の糸」、「白」、「歯車」、「藪の中」、「羅生門」などの重要作を収録している。

作品はアイウエオ順に並んでいる。1つ目は「愛読書」である。「西遊記」、「水滸伝」、「吾輩は猫である」、「アンナ・カレーニナ」などを挙げている。

私は芥川の多くの作品を、この全集を入手する前に既に読んでいるのだが、こうして場所を取らず、字の大きさを拡大できるKindle版は非常にありがたい。

(付記)本作に芥川の経歴は載っていないので、手短に書いておく。1892年(明治25年)に東京で生まれている。生家は新原家だが、母の実家の芥川家に預けられ、伯母に育てられる。その後叔父の養子になり、芥川姓となる。1913年に東京帝国大学文科大学英文学科に進学。1914年に菊池寛や久米正雄らとの同人誌で小説「老年」を発表。1915年に夏目漱石門下に入る。1916年には海軍機関学校の嘱託教官となり、英語を担当する。1919年にはその職を辞して大阪毎日新聞社に入社し、専業作家となる。1927年(昭和2年)に服毒自殺。

まだ買ったばかりですが、作品数が多いのでいいと思います。
知っている作品もあっていいです。

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