ローマ人の物語〈24〉賢帝の世紀〈上〉 (新潮文庫) の感想
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参照データ
タイトル | ローマ人の物語〈24〉賢帝の世紀〈上〉 (新潮文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 塩野 七生 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101181745 |
カテゴリ | 歴史・地理 » 世界史 » ヨーロッパ史 » ヨーロッパ史一般 |
購入者の感想
ローマ帝国が最大版図を誇り、最盛期を迎えたと言われる五賢帝時代。
中でも「至高の皇帝」と言われたトライヤヌスの治世にスポットをあてる。
トライヤヌスの統治能力の高さと、猛烈な仕事ぶりが余すところなく語られ、ぐいぐいと引き込まれる。
相当の力がないとこれだけの広さの帝国を統治できない、という職務の大変さにも驚き、
またそれをやり遂げたトライヤヌスの力量にも感嘆するしかない。
とにかく、凄い。
働いて働いて働いて働きまくっている。
とかくキリスト教側から、悪意を持って語られることの多かったローマ帝国と皇帝たち。
キリスト教のフィルターを通さない本書によって、
ローマ皇帝の真の偉大さが見えてくる。
中でも「至高の皇帝」と言われたトライヤヌスの治世にスポットをあてる。
トライヤヌスの統治能力の高さと、猛烈な仕事ぶりが余すところなく語られ、ぐいぐいと引き込まれる。
相当の力がないとこれだけの広さの帝国を統治できない、という職務の大変さにも驚き、
またそれをやり遂げたトライヤヌスの力量にも感嘆するしかない。
とにかく、凄い。
働いて働いて働いて働きまくっている。
とかくキリスト教側から、悪意を持って語られることの多かったローマ帝国と皇帝たち。
キリスト教のフィルターを通さない本書によって、
ローマ皇帝の真の偉大さが見えてくる。