figma 鉄道むすめ 久慈ありす ノンスケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み可動フィギュア の感想

212 人が閲覧しました

1/12鉄道系アクセサリーが続々と発売される中での登場で
欲しいと思った方は多いのではないかと思いますが、
製作がトミーテックさんであり、figmaと謳っていますが似て大きく異なります。

結論から入ると、figmaを買い続けてる人にはオススメ出来ません。
鉄道むすめのファンの方で、それでいてfigmaを殆ど買ったことのない人向けだと思います。

まず、パーツの嵌め合いの悪さがとても気になりました。
髪パーツや腰パーツは非常にゆるく、フィギュアを軽く振ると外れてしまいます。
また、帽子のパーツがつきますが、これは頭部に乗せるだけとなっており、
従来のfigmaのように凹凸に合わせたり、磁石が内蔵されているといったこともないので、
帽子を被せたまま動かすことは困難です。

次に気になるのは塗装や整形の粗さです。
figmaで肌色のパーツが汚いと感じたことはなかったのですが、
今回の鉄道むすめは肌に光沢があり、パーティングラインを処理した跡が光沢によって目立ってます。
また、塗装のはみ出しが多く、肌に袖口の白のはみ出しや、髪留めに髪の色のはみ出しが目立ちました。
塗装とは関係ありませんが、袖口が埋め立てになってるのもやや気になります。
付属するお座り用の腰パーツも、見えないからといって腰部分はバリや傷だらけ、ゲートカットの残りらしきものもありました。

最後に気になったのは可動域の狭さです。
ロングスカートなので下半身の可動域が少ないのは仕方ないにしても、
肩の可動域も狭く、腕を前に出す、といったことが出来ません。
制服の背中に切れ込みがありますが、
腰は殆ど可動しないのでなんの為にあるのか分かりませんでした。

以上、長くなりましたが、私が気になった点です。
参考になれば幸いです。