空が分裂する (新潮文庫nex) の感想
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参照データ
タイトル | 空が分裂する (新潮文庫nex) |
発売日 | 2015-08-28 |
製作者 | 最果 タヒ |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101800462 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 詩歌 » 詩集 |
購入者の感想
カバーも中味のイラストも素敵なので、買ってしまいました。
正直にいえば、すっかり世俗にまみれてしまったおじさんには、ちょっと恥ずかしい気持ちにもなります。。
でも、10代20代の頃は、自分もこんな感性を共有していたかな、ということも思い出しました。
そういう時代に、自分が世界をどうとらえていたのか。わかったふりしながら、真実を探そうとしている、そんな想い。
でも、世界なんて、簡単に把握できるものではないし、だからこそ、どんなことでも言えるし、どんな想いも抱ける。
たぶん、そういうのを中二病って言うんだと思う。それを、外に出すか隠しているか、みんなそれだけの違いでしかない。
この詩集の言葉もイラストも、そういうものなんだと思う。
人は中二病くらいでちょうどいい。そうじゃなくなったら、その人はもう成長しない。
とまあ、そんなことを感じたのだけれども、その著者の想いがいちばんストレートに伝わってくるのが、どの詩でもなく、あとがきだったりもする。
そういう本です。
正直にいえば、すっかり世俗にまみれてしまったおじさんには、ちょっと恥ずかしい気持ちにもなります。。
でも、10代20代の頃は、自分もこんな感性を共有していたかな、ということも思い出しました。
そういう時代に、自分が世界をどうとらえていたのか。わかったふりしながら、真実を探そうとしている、そんな想い。
でも、世界なんて、簡単に把握できるものではないし、だからこそ、どんなことでも言えるし、どんな想いも抱ける。
たぶん、そういうのを中二病って言うんだと思う。それを、外に出すか隠しているか、みんなそれだけの違いでしかない。
この詩集の言葉もイラストも、そういうものなんだと思う。
人は中二病くらいでちょうどいい。そうじゃなくなったら、その人はもう成長しない。
とまあ、そんなことを感じたのだけれども、その著者の想いがいちばんストレートに伝わってくるのが、どの詩でもなく、あとがきだったりもする。
そういう本です。