おたく神経サナトリウム の感想

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参照データ

タイトルおたく神経サナトリウム
発売日販売日未定
販売元二見書房
JANコード9784576151694
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » さ行の著者

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購入者の感想

月刊ゲームラボで2001年から2014年まで連載されていたコラムの書籍化。
本誌を読まなくなって久しいので最近の状況は知らなかったのですが、連載終了してたんですね。

内容はオタク業界的時事ネタコラム、といったところ。
当時のヒット作、話題作に対する評論であったり、オタクバッシング的なニュース(表現規制や犯罪事件)に対する御意見、
たまにイベントレポート、取材ルポ的なものなども。
精神分析の著書もあるためか、キャラ萌え談義になると分析的な話題に繋がることが多いのですが、
正直ここはどこまで正しいのかイマイチ読めなくて、あまり納得いってないです。
わかる人が読めば正しいのかもしれませんが、「何となくそれっぽいことを言ってるだけ」との違いが自分には判断できませんでした。
自分的にはどちらかというと2000年代以降のオタク事件史振り返り本としての価値が高いです。
多少ネタの偏りはあると思いますが、そこは月1回しかない連載では仕方のないところでしょう。

非常に残念なのは連載コラムが全て収録されているわけではないこと。
あとがきによると14年間の連載で全158本のコラムがあったそうですが、厳選の結果、収録されているのは約半分といったところ。
本誌掲載の年ごとに章分けされていますが、2004年や2005年がそれぞれ3本しかないのに対して
2013年は11本収録という風に、新しいものが多めに収録されている偏りもあるように感じました。
昔のコラムでも面白いものが結構あったように記憶しているので、できれば全部読みたかった。
一冊にまとめるのは無理でも上下巻構成とか狙って欲しかったです。

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