マンガでわかる統計学 素朴な疑問からゆる~く解説 (サイエンス・アイ新書) の感想

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参照データ

タイトルマンガでわかる統計学 素朴な疑問からゆる~く解説 (サイエンス・アイ新書)
発売日販売日未定
製作者大上 丈彦
販売元SBクリエイティブ
JANコード9784797342512
カテゴリジャンル別 » 科学・テクノロジー » 数学 » 確率・統計

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購入者の感想

理系の人は難なく読めるんだと思いますが、「これを式で表すとこうなります」っていう式が、数Ⅱ数Bまでしかやってない私には、分からないものがちらほらあります。
この本を読むには、高校で理系コースだったか、大学受験で数学を取る位の学力が必要のようです。

初心者には、『マンガでわかるやさしい統計学(池田書店)』がダンゼンおすすめ。

マンガなのでレベル低いのかと思ったが、意外に内容はよいです。データの分布が一峰性であることを必ず確認、一峰性であれば正規分布と考えて扱ってよし、人生は二択だ、だから二項分布は使える、など、初歩的な内容ですが結構よいことが書いてあります。中心極限定理まで(あくまで直感的にですが)説明していますから。

文章もきちんとしてるけど、量の多いマンガもゆるーい、かわいいだけでなく、内容がしっかりしています。てきとうなイラストではありません。マンガ描いているのは現役の医師の方のようです。

いい本だと思います。統計を勉強する人に一番最初に薦めます。

推測統計、検定の部分はどうしても手薄なので、このゆるーい感じのままで続編としてぜひ出してほしいです。著者としてはこの本を踏み台にして専門書にあたってくださいというつもりなのでしょうが。

推測統計、t分布、区間推定、仮説検定のあたりから、急速に舌足らずな説明になっていきます。やさしく説明することが難しいことはわかるし、とても書きにくいんだろうなとは思いますが、ちょっと整理されていなくて、今何をしようとしているのかがはっきりしない感じがあるのと、文章の中で主語や目的語が省略されてしまって文章の意味がとりにくいところがあります。この本の読者(統計初心者)が一番知りたい部分がまさにこの推測統計、仮説検定の部分なので、ここをもっとボリュームアップしてしっかり詳しく説明してくれるといいと思いますし、本のサイズ的に無理ならば、切り離して2巻目として充実させてくれたらと思います。

なので、この本の推測統計以降の部分を理解しようとがんばる必要はないと思います。最初から説明が足りてませんので(著者もそれを十分承知の上で、あくまで雰囲気だけでもつかんでくれたらという気持ちで書かれていることと思いますが)。

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