稲荷の独習数学 の感想
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参照データ
タイトル | 稲荷の独習数学 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 稲荷 誠 |
販売元 | 教学社 |
JANコード | 9784325200451 |
カテゴリ | ジャンル別 » 教育・学参・受験 » 高校教科書・参考書 » 数学 |
※サンプル画像
![稲荷の独習数学 サンプル画像](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51IP5AbBTVL.jpg)
購入者の感想
良いと思いますよ。ただ数学を「イチから理解する」という点に重きを置いた本だと思います。「東大京大レベル」ではなく、「東大京大レベルを狙える」と書いてある訳ですからあくまでこれは土台を構築する為の、抜け穴を埋める為の本です。説明が長ったらしいというものについても数学的記述オンリーでは分からない学生が多い為に丁寧に説明をしてくれているのでしょう。
「数式だけ見て感じろ、それで理解しろ」
はっきり言ってこのスタンスを好む方々はこの本を買う必要は無いです。そういうスタンス、あるいはこのレベルの定石がほぼ身についてる方は演習本に取っ掛かるべきです。
東大京大レベルを狙えると書きましたが、実際に(ほんの少しですが)東大京大の入試問題が掲載されています。ただ、大数でいうところのA*°とかB*程度の易問なので入試演習としての機能はありません。
全体の問題のレベルとしては、青チャより易しめかと。
あくまで「東大京大レベルの問題集、テクニック集」ではなく
「こういった定石を抑えて、本番でうまくこれらを活用して解ける為にイチから理解する、まずはテーマや流れをおさえる」為の本だという認識でいて下さい。
学校の先生、塾予備校の先生になかなか聞けないみたいな感じの学生がこの一冊を読み通してペンを動かして理解したり補完したりを繰り返して土台を身につける、そういう本です。
p.s.
(ここから先は私の持論になります)
じっくり読むと理解出来ると思いますが、「わかりやすさ」を謳う参考書については些か苦言を呈する立場をとらせて頂く事があります。
数学を学習していくにあたり入門レベルの人は、大体挫折していくものです。その時に不意を突かれる「わかりやすい」という本については、挫折を経験した人にはこの言葉に幾度となく安心感を、それも盲信的に得てしまいます。
時折提唱はしているのですが、我々指導の立場から言うと「わかった気になって自己満足」が1番いけないのです。
あまり深く話していると日が暮れてしまうので、こういう本をこなしつつ適度に難しいものにチャレンジをして実力を上げて下さいとだけ言っておきます。
「数式だけ見て感じろ、それで理解しろ」
はっきり言ってこのスタンスを好む方々はこの本を買う必要は無いです。そういうスタンス、あるいはこのレベルの定石がほぼ身についてる方は演習本に取っ掛かるべきです。
東大京大レベルを狙えると書きましたが、実際に(ほんの少しですが)東大京大の入試問題が掲載されています。ただ、大数でいうところのA*°とかB*程度の易問なので入試演習としての機能はありません。
全体の問題のレベルとしては、青チャより易しめかと。
あくまで「東大京大レベルの問題集、テクニック集」ではなく
「こういった定石を抑えて、本番でうまくこれらを活用して解ける為にイチから理解する、まずはテーマや流れをおさえる」為の本だという認識でいて下さい。
学校の先生、塾予備校の先生になかなか聞けないみたいな感じの学生がこの一冊を読み通してペンを動かして理解したり補完したりを繰り返して土台を身につける、そういう本です。
p.s.
(ここから先は私の持論になります)
じっくり読むと理解出来ると思いますが、「わかりやすさ」を謳う参考書については些か苦言を呈する立場をとらせて頂く事があります。
数学を学習していくにあたり入門レベルの人は、大体挫折していくものです。その時に不意を突かれる「わかりやすい」という本については、挫折を経験した人にはこの言葉に幾度となく安心感を、それも盲信的に得てしまいます。
時折提唱はしているのですが、我々指導の立場から言うと「わかった気になって自己満足」が1番いけないのです。
あまり深く話していると日が暮れてしまうので、こういう本をこなしつつ適度に難しいものにチャレンジをして実力を上げて下さいとだけ言っておきます。