プリンス論 (新潮新書) の感想

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参照データ

タイトルプリンス論 (新潮新書)
発売日販売日未定
製作者西寺郷太
販売元新潮社
JANコード9784106106347
カテゴリジャンル別 » エンターテイメント » 音楽 » 海外のロック・ポップス

購入者の感想

星となった殿下。そんな彼が存命時に執筆されたのが本書です。
日本人ではじめてプリンスについて語った書籍は、彼を崇拝するミュージシャン西寺郷太氏の手により完成しました。
マニアには周知の事も多いですが、殿下の思い出に浸るのには最適な一冊だと思います。
もちろん、殿下初心者もこれを機にアルバムを聴いてくれることを願います。

著者とは同世代で、最初気持ち悪い!から入ったもののそのあと噛めば噛むほどスルメのごとく、殿下の音楽性に魅了されていったところなど(私は同じきっかけパターンで岡村ちゃんファンでもある)共通点も多々あり、2日で一気読みd(^_^o)
また、多作な殿下だけに、どのアルバム、どの曲にツボるかはファンそれぞれ多種多様だということが、著者がPARADEを一番好きだというくだりや、新作を聴きこんでようやく理解できる様になった頃にまた次の新作が出るため、すぐには十分な感想が言えないというくだりでも共感を覚えた。私はダントツ、愛のペガサス派で、For You、愛のペガサスという初期2枚の、音数少なく、ロマンティックなメロディライン+プリンスのファルセットボイスが大好きなのだが、こういった初期曲はライブ向きではなかったか、とこの本で改めて認識したり、極端にBPMが多いハイテンポな曲と、BPMが少ないバラードで、観客の高揚を絶妙に操作できてるのは確かにPurple Rainのアルバムだな、ということも分かり、感慨深かった。
プリンスはその作品数、活動の長さからファンの知識レベルはピンキリだろうし、一部コアマニアはこの本に物足りなさを感じるかもしれないが、それでも郷太氏のプリンス愛と、同じアーティスト/プロデューサー目線からの考察に関してはコアマニアでも共感できたり、新しい発見のある内容になってると思う。

30年来のプリンスのファンです。プリンスのことを知っているつもりでしたが、全然ダメ。この本を読んで、自分の無知を知りました。
最初の方は「何だ、単なるプリンスの歴史を振り返るだけの本か?」って思って読んでいましたが、否。知られざる裏話が出るわ出るわ。(スーパースター同士の交流など、「へぇ~!」「マジで~!?」と思わず声をあげてしまうほど。)
一気に読んでしまいましたが。著者のプリンスへの畏敬の念が溢れる興味深い本だと思います。買って損は無いと思いますよ。

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