世界は邪悪に満ちている だが日本は……。 (WAC BUNKO 230) の感想

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タイトル世界は邪悪に満ちている だが日本は……。 (WAC BUNKO 230)
発売日販売日未定
製作者日下公人
販売元ワック
JANコード9784898317303
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

本日のニュースを見ていると、「人民元」が国際通貨になったらしい。「グローバリズム」とかいうけど、本当に、「女王陛下」を会わせたり,「AIIB」に参加したり、イギリスを筆頭に、「金のためなら、何でもあり」だなあと嘆かわしい。昔日の「大英帝国」の面影なんて、どこかに行きましたね。

さて、本書ですが、どちらも国際通ながら、「ポジティブ」な日下氏、「アイロニー」な山氏の対談で、「面白い物」でも読めるかなと、軽い気持ちで、手に取った本ですが、「IS」を始めとする「世界情勢の今」を理解するのに適した良書でしたので、早速、レビューしたいと思います。

〇白人について

・彼らの意識は「白人・キリスト教徒・文明」の三位一体でできている
・白人は黒人のアルビノだった。その白人たちが、イスラムが持っていた科学知識を利用して武器を作り、世界制覇をした。それで19世紀くらいから「白人種が最高だ」という神話を勝手に作り始めた
・第二次世界大戦で連合国陣営を作る時にも、わざわざ蒋介石を入れた。なんで蒋介石率いるファシズムの国を連合国に入れたのか。「彼らを入れておかないと人種戦争になるから」とアメリカは言っていた
・彼らは、人種戦争に見えないようにするためにはどういう手を討てばいいか、ということを研究し尽くしていますから

〇キリスト教について

・白人たちが、自分たちを正当化するために頼りにしていたのが聖書です。聖書に「神の与えたもうた地」と書いてあるっていう
・ローマ帝国は「キリスト教はだめだ」と思って、最初は入れなかったけれど、ズルズルといれてしまった。入れてみたらやっぱり良くなかった
・それまでローマ市民の間で信じられていたギリシアの神々は追われ、その神殿も壊されて、ミトラの神様も追い出されて、エジプトの神様も追い出された。他の神様はみな追放されてしまった。それがキリスト教の偏狭さですね。白人はその歴史を認めようとしないですが

〇白人の戦争について

・彼らの戦争というのは略奪戦争。わざと都市爆撃をする。原爆も落とす。全面勝利が前提だ

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