あなたがもし残酷な100人の村の村人だと知ったら の感想

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タイトルあなたがもし残酷な100人の村の村人だと知ったら
発売日販売日未定
製作者江上 治
販売元経済界
JANコード9784766785982
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会一般

購入者の感想

第1部は日本の現状を知る為のデータが中心なので、少々眠くなりましたが、第2部にはこれから生きていく上でお金を稼ぐ上で当たり前だけどとても大事な事が書いてありました。

なんとなく知っているし、意識しているのだけど、改めて言語化して明確にするのにとても良い本でした。
付録のお話も興味深かったです。こういう意識を持ってお金を稼がないと本当に悲惨な未来が待っているのかもしれないと思いました。

【概要】
(分野)社会問題、経済、金融
(頁数)絵本57頁 + 本文120頁
(出版日)2015/11/10

 本書は、国の借金や少子高齢化、貧困、格差、食糧問題など、現在の日本が抱える様々な問題を総覧し、その全てを具体的な「数字」で表現することで、問題の深刻さを浮き彫りにしています。

 後半には、こうした日本で生き残る術や心意気、また、ファイナンシャルプランナーである著者が考える、経済と「お金」の正しい在り方などが説かれます。

【内容】
 本書の3部構成となっています。

 第1部では「日本が100人の村だったら」という仮定で、絵本調で書かれた現在の日本の問題を60頁近く取り上げて行きます。
 少子高齢化であれば、人口減少、老老介護、認知症などの精神疾患。貧困問題であれば、生活保護や、奨学金、母子家庭や、独居老人など、扱われるデータは多彩です。
 第一部の後半では、絵本で消化したこれらの問題を見開き2ページで、より詳しく紹介されて行きます。

 第2部では、この様な日本で生きて行くための術や心意気が述べられます。
 先ず、目的を考えずに、ただノウハウを重視する「手段思考」を批判し、「何のための金銭か?手段か?」を問いながら、人生の貴重な時間を浪費しない「目的思考」を勧めています。
 その上で、従来の金銭重視となる「お金資本」だけでなく、自身の「強み」となる「自分資本」、知見を共有し、高め合える「人間関係資本」の二つの資本を着実に積み上げて行かないと、「幸福にはなれない」と述べられます。

 第3部では、筆者の経済と「お金」の在り方について持論が展開されます。
 本来「道具」でしかない「お金」が、どうして経済にまるで「神」として君臨するように見えるに至ったかを、様々な著名人の言葉や、ニクソンショックやコンピューターの開発などの歴史的な出来事を交えながら述べられます。

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