日本の奨学金はこれでいいのか! ―奨学金という名の貧困ビジネス の感想

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参照データ

タイトル日本の奨学金はこれでいいのか! ―奨学金という名の貧困ビジネス
発売日販売日未定
製作者伊東達也
販売元あけび書房
JANコード9784871541176
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 教育学 » 一般

購入者の感想

本日12月2日のNHK第一ラジオで(夕方ラジオか?)聞いて、関心を持ち、購入を決めました。私も学生時代(1890年代)に、「特別奨学金」(月39500円)を借りてました。あの頃は、金利も良く、20代の時でも、月10万は貯金できました。郵便局でも金利の良い「MMC」というのがあり、10年後には2倍になって戻ってきました。いい時代でした!・・・

私が本書を手にとったのは、奨学金の恐ろしさを身をもって体験し、
この奨学金制度の瑕疵を早急に是正しなければ、年金と並んで
近々社会問題になると直感したためです。

2015年春、実家の母より電話があり、自分名義の奨学金(無利息・第一種)があり、
それを何年にもわたり両親が返済してくれていた事実を知りました。

両親は、私の学費を工面するため、日本育英会から借りていた
奨学金(2,448,000円)を1995年から21年間に渡り返済していました。

途中、自営の商売が上手くいかず、支払えない時期があったため、
当時の日本育英会に電話で相談したところ、「払えるだけで結構なので
支払いを継続すること、そして最終返済期日に不足分を一括返済するよう」
に言われ、その後も都度、窓口の方の指示に従い所得証明や罹災証明を
提出しながら、2015年1月までに1,690,000円を返済致しました。

最終返済期限(2012年)より遅れてしまったこともあり、両親は
不足分758,000円+遅れてしまった3年分の延滞金を支払う準備をし、
(日本育英会を引き継いだ)学生支援機構に連絡しましたが、
滞納金を含めた2,221,549円を支払わなければ法的措置を取ると迫られ、
また、本人でなければ今後の交渉には応じないと言われ、途方に暮れて
私に電話をしてきたのでした。

私から学生支援機構に対して「(日本育英会の担当者から受けた説明と)
話が違うのではないか」と指摘しましたが、日本育英会の当時とは延滞金の
回収方針が変わった、の一言で済ませられ、過去にどのようなやり取りが
あったとしても、契約の定める通りに支払ってもらう、の一点張りでした。

結局、私たち家族は、無利息の奨学金「2,448,000円」を借りて、
結果的に「4,138,000円」を支払うことになりました。

家計の苦しかった両親は、地震と火事で家を失い、生活を立て直すために

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