日本の文様ものがたり 京都「唐長」の唐紙で知る の感想
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参照データ
タイトル | 日本の文様ものがたり 京都「唐長」の唐紙で知る |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | トト アキヒコ |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062197113 |
カテゴリ | ジャンル別 » アート・建築・デザイン » デザイン » グラフィックデザイン |
※サンプル画像
購入者の感想
著者は、文様 = デザイン ではないと言う。
一般的にデザインというと、見た目に綺麗とか自分の好みに合うとかといった表層的なものを指す。
しかし、文様には神が宿りその気配さえ感じられるものだという。本書では、2度の大戦をくぐりぬけ、江戸時代より400年続く唐長文様から、カテゴリー別に分類しその意味をわかりやすく説明している。
世界には多くの文様があり、それらと比較文化的に関わりまで書かれている事で、読者に多くの発見と気づきを与えてくれるだろう。
現代家屋で日本間が絶滅していく現状がある。400年という歴史と業界内での常識、奇異な目で見られている著者への圧倒的なプレッシャーの中、新しい唐紙の世界観を創造していこうという若者の魂のこもった書だと伝わってきた。
日本の歴史を知る上で、また、「唐紙とはなんぞや?」と知的好奇心を刺激されたあなたに、一つの見識としてお薦めの書である。
一般的にデザインというと、見た目に綺麗とか自分の好みに合うとかといった表層的なものを指す。
しかし、文様には神が宿りその気配さえ感じられるものだという。本書では、2度の大戦をくぐりぬけ、江戸時代より400年続く唐長文様から、カテゴリー別に分類しその意味をわかりやすく説明している。
世界には多くの文様があり、それらと比較文化的に関わりまで書かれている事で、読者に多くの発見と気づきを与えてくれるだろう。
現代家屋で日本間が絶滅していく現状がある。400年という歴史と業界内での常識、奇異な目で見られている著者への圧倒的なプレッシャーの中、新しい唐紙の世界観を創造していこうという若者の魂のこもった書だと伝わってきた。
日本の歴史を知る上で、また、「唐紙とはなんぞや?」と知的好奇心を刺激されたあなたに、一つの見識としてお薦めの書である。