新・投資信託にだまされるな! ---買うべき投信、買ってはいけない投信 の感想

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タイトル新・投資信託にだまされるな! ---買うべき投信、買ってはいけない投信
発売日販売日未定
製作者竹川 美奈子
販売元ダイヤモンド社
JANコード9784478027622
カテゴリ » ジャンル別 » 投資・金融・会社経営 » 株式投資・投資信託

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購入者の感想

竹川さんは難しいお金の話を、優しく易しく解説してくれるので好きなのだが、本書ではそれが仇となり、厳しさが足りないが故に説得力が削がれてしまっている印象を受けた。

竹川さんが現役世代向けに提示するモデルポートフォリオを、2007年の初版と最新版とで見比べてみると、
<初版>
国内株式:40%
外国株式:20%
外国債券:40%
<最新版>
国内株式:30%
先進国株式:30%
新興国株式:20%
国内債券:10%
外国債券:10%
株式比率が6割から8割にアップ、債券比率が4割から2割にダウンしているのだが、その経緯については触れられていない。おそらくだが利回りを5〜6%と見込むためには、株式比率をここまで上げざるを得ない程に、世界経済の成長率が鈍化してきたということではないだろうか?実際、本書に掲載されているデータを見ても、四資産分散の長期収益率は明らかに右肩下がりである(p139, p141, p165)。リーマンショックが拍車をかけたのは確かだが、それ以前からトレンドは発生しているようにも見える。

問題なのは、株式8割であればそれ相応のリスクを読者に念押しすべきところを、なぜか長期分散の安全性や損失の可能性の話になると、四資産均等(債券5割)のグラフや数字を持ち出して背中を押そうとすることだ。これはいただけない。投資の敷居を下げようとしているのは一体誰のためかと勘ぐってしまう。リーマン規模の暴落が「一生に一度あるかないか」という想定もヌルく感じる。歴戦の投信ブロガーの方達のように「資産の40〜50% OFFは当たり前」くらいの気概(というか注意喚起)を本書で見られなかったのは残念だ。

手数料や税金やリスクがてんこ盛りのパッパラファンドにだまされないように庶民を啓蒙し、まともなファンドの普及に尽力する竹川さんの活動は文句なしに素晴らしいし、その恩恵に浴している者として感謝もしている。それだけに、変なところで一貫性を欠いてしまっている本書は、非常にもったいなく感じてしまった。

旧版と略、同様の内容だった。証券マンや銀行マンは所詮、手数料が欲しいだけで
手数料が良い商品のみを勧めて良い投資信託は勧めるわけはないので、
窓口で絶対相談しないようにが最も言いたい内容。
ノーロードで利益を再投資する投資信託で長期に保有して地道にコツコツが
基本的な考え方だと説いている。一度は読むべきと思う。

手数料とか運用管理費とかは安い方がいいですね。・読んでいてわからないこと、分かりずらいところが多々あったので5はくれませんでした。

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