ドビュッシー:海&ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲他 の感想

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タイトルドビュッシー:海&ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲他
発売日2015-09-23
アーティストジョージ・セル
販売元SMJ
JANコード4547366247428
Disc 1 :交響詩「海」 I.海の夜明けから正午まで
交響詩「海」 II.波の戯れ
交響詩「海」 III.風と海の対話
バレエ音楽「ダフニスとクロエ」 組曲 第2番 夜明け
バレエ音楽「ダフニスとクロエ」 組曲 第2番 パントマイム
バレエ音楽「ダフニスとクロエ」 組曲 第2番 全員の踊り
亡き王女のためのパヴァーヌ
カテゴリミュージック » ジャンル別 » クラシック » 交響曲・管弦楽曲・協奏曲

購入者の感想

 フランス音楽の人気曲ばかりなのも楽しいけど、演奏がとても新鮮です。
カラヤンのドビュシーもフランス系の指揮者とは違う興味深いものでしたが、
セルはオーケストレーションの達人の曲の効果を最大限に引き出しています。
 とくにダフニスの「日の出 lever du jour」は実際に聞くときらびやかな効果音が
上方に左右に広がって聞こえてラヴェルのオーケストレーションに圧倒されますが
セルのCDはそれを最も彷彿させるものだと思いました。
録音は古いのですが良い録音だと思います。
セルの明快で精緻な表現がとても効いています。
ダフニスの第2組曲はミュンシュパリ管の演奏が一番好きでしたがこれも良いです。
フランスのオーケストラのような色彩感は感じられないクリーブランドオーケストラの
透明な音はまた違った意味で魅力的です。
そういえばクリーブランドオーケストラによるブーレーズの「道化師の朝の歌」に
クリュイタンスやアンセルメとは違う不思議な魅力を感じたことがありましたが、
セルの遺産がまだ残っていたのかもしれないと思いました。
それはたしかにブーレーズの精緻な演奏スタイルでもありますが。
 「海」はアンセルメのものが一番好きでしたが、
フランス系以外の人のものとしてはカラヤンに匹敵しうる興味深いものですね。
 「パヴァーヌ」はミュンシュボストンが一番好きでしたが、
セルはオーケストレーションの巧みさを十分に引き出して面白いです。
 全体を通して言えることは、どの曲もとてもよくメロディーを歌っています。

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