テイルズ オブ シンフォニア ユニゾナントパック の感想

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GC版とWii版をプレイ済みです。ラタトスクをHDでやれるなら、ということで購入。

・シンフォニア
画質は綺麗というより思ったより荒くないくらい。これは元が元ですから仕方ありませんが。画面サイズが16:9になることをあまり考えていなかったのかイベント中にエモーショナルバルーン（「・・・」などの吹き出し）が見切れていたりします。
戦闘に関しては、ぬるぬる加減はGC版ほどではないにせよ気になる程ではないかと。術技の設定枠数はそのまま6つですが、どうせ余してるなら右スティックに振り分けられても良かったのでは。16個設定できたエクシリアの後だと少なく感じます。
フィールドでの視点回転がL・Rでできないのは不便と言うより意味がわからない。これはPS2版の仕様なのでしょうか。また、ノイシュに乗ったままだと町に入れなくなっています。ついに町まで怖がるようになったのかノイシュ。

・ラタトスクの騎士
同じWiiソフトだったグレイセスの時ほど綺麗になったな、とは感じませんでした。HD化というより解像度がちょっと上がっただけという印象。
戦闘中の操作ですが、フリーランが□＋スティックなのは違和感が。ガードボタン＋移動という操作をそのまま持ってきたのでしょうが、左手人差し指の位置にガードボタンがあったWiiリモコン(ヌンチャク)とは違うのですから、普通にLボタンとか使えばよかったのではないでしょうか。ショボいSEも当然そのまま。
一番気になっていたシンフォニアキャラのレベル固定制ですが、変更無しだったので驚きました。元々ラタトスクはかなり好き嫌いの分かれる作品でしたが、その中で誰もが口を揃えて批判する部分がここだったというのに放置とは思い切ったことをしますねぇ…。

「リメイク」ではなく「HDリマスター」なのだからそういうことを期待するな、と言われればその通りなのですが、そう言いたいなら申し訳程度の追加要素も無かった方が潔かったのでは。低い頭身にまるで似合わないシリーズ衣装に、戦闘中しかグラフィックに反映されない頭パーツなど誰が喜ぶのでしょう。
まぁ、ある程度覚悟していたことではあったので☆二つに止めておきます。OP曲のアレンジは良かったですよ。