魚焼きグリル使いこなしレシピ (台所のヒント (1)) の感想

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鉄製プレート（蓋つき）と陶製グリラー（蓋つき）を買って以来、魚焼きグリル料理にはまっていて、関連レシピ本をいくつか買いました。

こちらは初心者向けの絶対に失敗しない、普段の料理に使えそうなレシピが載っています。種類はおかずからデザートまでいろいろ載っていますが、総じて簡単な日常料理が多いので、料理好きな人には物足りなく思うかもしれません。が、酷評されるほどの内容でもないと思います。確かに「使いこなし」と銘打つほどの内容ではないかもしれせんが。

魚焼きグリルは、片面焼き用か両面焼き用か、ガスかＩＨか、などいろいろな形態がありますから、全てのグリルを網羅する・ぴったり合うレシピ本を出すことは不可能だと思います。ですので、（あらゆる料理がそうですが）全てをレシピ本に頼るは間違いだというのが個人的な考えです。それぞれの家の魚焼きグリルの特徴を知り、徐々にそのグリルに最適の調理時間や使用方法を確立していけばよいのではないでしょうか。

ちなみに、鉄プレート付属の小さいレシピ集やいくつかの魚焼きグリルレシピに書いてあった文章によれば、両面焼きグリル用のレシピを片面焼きグリルに応用する場合はグリルを予熱している2分程度の間に上のコンロで食材を入れた容器を下から2分程度加熱しておくこと、加熱時間を少し長めにする（焼く場合はひっくり返す）ことが基本のようです。逆に片面焼きグリル用レシピを両面焼きグリルに応用する場合は、予熱や加熱の時間を少々短めにするとよいようです。しかし、これも、使用するグリルや耐熱容器・調理器具の特徴によってまちまちです。自分なりの工夫を楽しむ気持ちが大事でしょう。