株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす の感想
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参照データ
タイトル | 株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ジェレミー・シーゲル |
販売元 | 日経BP社 |
JANコード | 9784822244576 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 投資・金融・会社経営 » 株式投資・投資信託 |
購入者の感想
米国株 長期投資のバイブル「株式投資」の続編.前作では「優良高配当株への長期投資」の優位性を示した.その上で本書では,素人が陥り易い「成長株への投資」が悪手である理由を説く.
【コンテンツ】
●1部 成長の罠 ~ 企業の成長≠投資家のリターン
●2部 投下資本を食うブタ ~ 発明せずにはいられない
●3部 配当 ~ 株価下落防止システム
・4部 老いる世界
・5部 未来へ
端的に云うと「新興ハイテク企業は株主の金を食らって成長するブタで,金の卵を産むニワトリではない」.また,起業の成功率を考えれば,期待値は低い.どちらが投資(≠投機)適格かは明白だ.
尚,本書の副題は Why the Tried and the True Triumph over the Bold and the New.「新参に老舗が勝るワケ」とでも云った所.
【コンテンツ】
●1部 成長の罠 ~ 企業の成長≠投資家のリターン
●2部 投下資本を食うブタ ~ 発明せずにはいられない
●3部 配当 ~ 株価下落防止システム
・4部 老いる世界
・5部 未来へ
端的に云うと「新興ハイテク企業は株主の金を食らって成長するブタで,金の卵を産むニワトリではない」.また,起業の成功率を考えれば,期待値は低い.どちらが投資(≠投機)適格かは明白だ.
尚,本書の副題は Why the Tried and the True Triumph over the Bold and the New.「新参に老舗が勝るワケ」とでも云った所.
素晴らしい内容!読んでみて衝撃的でした。
第1章「成長の罠」はバリュー投資家には必読の章でしょう。
どんなに華やかな業績でも高すぎる株価では
リターンは望めない。
どんなときもバリュエーションがすべてなのだと
くりかえし説明される。
バリュー投資家は理論的にも自分の投資法に確信が持てる良書です。
第16章の「中国とブラジル」も読んでいてうなりたくなる(笑)結末です。
一時期の中国株ブームであれほど本屋に並んでいたのはやはりバブルであり
あの頃に儲けられた人はほんの一握りだったでしょう。
それと読み終えて気付いたのは翻訳がうまく出来ていたって事ですね。
翻訳者次第で評価も変わるかもしれない海外本ですが非常に読み易かったです。
第1章「成長の罠」はバリュー投資家には必読の章でしょう。
どんなに華やかな業績でも高すぎる株価では
リターンは望めない。
どんなときもバリュエーションがすべてなのだと
くりかえし説明される。
バリュー投資家は理論的にも自分の投資法に確信が持てる良書です。
第16章の「中国とブラジル」も読んでいてうなりたくなる(笑)結末です。
一時期の中国株ブームであれほど本屋に並んでいたのはやはりバブルであり
あの頃に儲けられた人はほんの一握りだったでしょう。
それと読み終えて気付いたのは翻訳がうまく出来ていたって事ですね。
翻訳者次第で評価も変わるかもしれない海外本ですが非常に読み易かったです。