Splatoon ORIGINAL SOUNDTRACK -Splatune- (デジタルミュージックキャンペーン対象商品: 400円クーポン) の感想

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全国のイカたち待望の一枚。
何千回と聞き、話題にもなった名曲にもかかわらず、歌詞はもちろん「曲名」すら長らく分からなかったのですから。
その謎がついに明らかに（全部とは言っていない）。

【曲名】
ネットニュース（2015/9/14）でライナーノーツが公開されるまで
Splattack!
Ink or Sink
Friend list
Hooked
シオカラ節
だけしか曲名が判明してませんでした。何番目が好き、としか言いようがないもどかしさ。

しかしサントラ発売と同時にゲーム本体もアップデートされ、
イカラジオ（ゲーム内の音ゲー）で曲名が出てくるように。
「やっと逢えたな」と感慨ひとしおです。

これはゲームの要望になってしまいますが、もう試合中でも画面隅(WiiUパッド)に一瞬出しましょうよ曲名。
どうせこれからも聞くのです。ずっと一緒です。いつも曲名とセットでお願いします。

【歌詞】
歌詞はこのアルバムでもいまだに全部はわかりません。
シオカラーズの楽曲のみ、日本語での「発音」が歌詞カードとして付いてきます（笑）
和訳も存在せず、要するに音楽用語でいうスキャットなわけですが、それでも我らイカたちは全ての曲を歌いたい。
是非、いつかどこかで発音の公開をお願いします。一緒にいたい。ずっと待ってます。

【好き】
どれも好きですが中でも「Kraken up」はイントロが最高に爽やか。
透き通ったイカがインクの海に一斉に飛び込むかのようです。
そして間奏の３・３・７拍子、シオカラーズ？によるチアガール的なスキャット。
あー今みんなでスポーツに没頭して全てを忘れてるのだ、と実感します。

このゲームは不滅だと信じてますが、ゲーム音楽はなおさら不滅になりやすいです。
嬉しいときも悔しい時もずっと一緒です。

　まずは、このCD不況の中、サントラの発売を決断した制作者（プロデューサー？）に心から拍手を送りたいです。
　独特なシステムや世界観など、何かと話題を集め注目されることが多いこのスプラトゥーンというゲームですが、音楽の評判・注目度も高く、このサントラ発売を最初に報じたファミ通のサイト記事は、はてブ数200近く、ツイート数1万超え！と、公開後SNS共有数が爆発的に伸びていきました。（投稿後追記：10月20日付のオリコンアルバムデイリーチャートにて、なんと2位にランクインしました！）。長年ゲーム音楽ファンを続けてきましたが、近年ここまで話題になったゲームサントラは記憶にありません。どんなに音楽が凝っていてもサントラが発売されないゲームも多く、任天堂はその筆頭。クラブニンテンドーも終了し、出るかどうかもわからないサントラ。私はゲームをプレイしてからずっとこの音楽が大好きで、リリースを待ちきれずにゲーム内のサウンドテストを録音したりもしました。やっと待望のサントラが発売されて感激しています。
　待望のサントラが発売されて、ゲームを起動しなくとも、いつでもどこでも好きなときに聴けるのが嬉しい。実際にこのゲームの音楽を外に持ち出してみると、リアル街中がバトルフィールドに早変わり！　現実世界でも脳内ナワバリバドルの始まりです。この脳内妄想プレイを、少しでも「いいな」と思える方なら、このサントラははっきり言って「買い」です。

　音楽としては、マリオペイントやMOTHER2あたりを彷彿とさせる、任天堂の「なんかどこかヘンテコだけど、耳に残って癖になる。そしてよく聴いてみると実はかっこいい」的な音楽が目白押しです。メインのバトル音楽はロック調、アップデートで追加されたバトル曲はファミコン風ピコピコアイドル曲やピアノメインのインストバンド曲、ストーリーモードはテクノ、イベント時やエンディングは女性ボーカルユニット曲、街中・ショップ周りはヒップホップなど、バラエティ豊かで飽きさせません。楽曲内のボイスやボーカルは造語によるものとのことで、ゲームの不思議な世界観を彩っています。未プレイでもおすすめできるのではないでしょうか。