大東亜戦争で日本はいかに世界を変えたか (ベスト新書) の感想

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タイトル大東亜戦争で日本はいかに世界を変えたか (ベスト新書)
発売日2015-07-31
製作者加瀬英明
販売元ベストセラーズ
JANコード登録されていません
カテゴリ歴史・地理 » 日本史 » 一般 » 日本史一般

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本書は、大東亜戦争の開戦理由やその意義に関する要約の要約のさらなる簡潔な要約のような本である。大多数と言わないまでも過半数の日本人が、ここに記載されている事実を知り、そのことに首肯できれば、日本人の誇りが取り戻せ、日本は変われる。

記載事実は知っている人には良く知られた事実であり、大東亜戦争に対する時間と空間とから世界史を俯瞰した正当な史観である。

開戦の1941年当時、日本政府も軍部もアメリカと戦うことを全く望んでいなかった。日本政府は戦争を回避しようと直前まで真剣に努力していた。これに対してアメリカは日本と戦って日本を無力化するすることを決めていた。それにもかかわらず、現在の国民の多くは、日本が一方的に戦争を仕掛けたのであり、責められるべきは日本であると思い込んでいる。その理由は敗戦後にアメリカにより都合が良いように歴史が大きく歪められたせいである。

戦前からルーズベルト政権は、蒋介石や在中宣教師の米国でのプロパガンダもあって、日本は病原菌であるから世界に蔓延する前に隔離しなければならないとの有名な隔離演説(1937年10月5日)からも明らかなように、日本に敵対し、蒋介石に加担して、蒋介石に対して多大な資金、兵器、軍需物質を支援していた。アメリカの現役陸軍航空隊を義勇兵と偽装して派兵していた。フライングタイガーズとして著名である。作戦名JB-355という中国からの日本本土奇襲爆撃計画が立案され、開戦5 月前の1941年7 月18日に、大統領はこの計画書に署名している。150 機のB17 爆撃機と、350 機の戦闘機を蒋介石に供与して、日本の主要都市を奇襲爆撃することになっていた。

また、1939年7 月に、ルーズベルト政権は日米通商条約破棄を一方的に通告し、日本への航空機燃料等の輸出制限から始まり1941年8 月1 日には全面的に石油の禁輸を行っている。この間、米などの食料、ゴム、錫などの資源を東南アジアから日本へ輸出しないように、その領土を植民地化していたイギリス、オランダに働き掛けると共に、米、英、蘭の日本資産凍結が行われている。ルーズベルト政権は、資産凍結及び日本に対する禁輸を行い、いわゆるABCD包囲陣を敷いたのである。

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