ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか５ (GA文庫) の感想

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　この巻を見るまではダンまち自体物足りない印象でした。熱い戦闘があるわけでもなく、すごくラブコメしてるわけでもなく、
ただ、主人公が少しずつ成長している話です。周りの仲間たちも主人公のサポートといった感じで、脇役よりは少しマシとい
った感じの印象しかなかったんです。そのせいで仲間ができても、主人公ＶＳダンジョンという構図があって、主人公が一人
で戦っている孤独感の印象のほうが強くでていて、寂しい感じでした。

しかし、この巻を読んで、主人公＋仲間ＶＳダンジョンという構図に変わってきました。

終盤、ボス戦でベル以外の仲間たちが協力しながら、戦うところを読んで、やっとベル一人の成長物語は終わりのだと実感し
ました。
ボスを倒す最後の展開はドラゴンボールみたいで少し笑いました。でも、最近そういうの読んでなかったよな~と思いながら
結構こういう展開を望んでいた自分がいることに新鮮に感じた部分ではあります。

これからの展開はベル一人のの成長物語ではなく、ファミリアの成長物語に変わっていくようなので、自分の感じていた孤独
感がなくなり、ファミリアの成長をわくわくしながら楽しめそうです。