完訳版 シャーロック・ホームズ全集 全14巻 の感想

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中学校一年生のとき図書館の古びた本の中でひときわ目を引いた真新しい全集がこれ。 貸し出しカードにはまだ誰の名前も書いていない。早速借りてなめるように読む。面白くて次々巻を進めていくと何巻目からか先に借りている人がいる。どうやら私が読み進むのが遅いと見限って先に読み始めたらしい。 メンバーは三人位で各巻をとっかえひっかえ。名字だけだったから男の子だったのか女の子だったのかも分からないまま。ただ三百人余りの小さな中学校にシャーロキアンが他にもいたなんて驚いた。 大人になったらお給料で絶対独り占めしようと思ってたけど、アマゾンで検索しても出版社が分からなくて探しあぐねていたところ、全集の背表紙に覚えあり。 購入してみると意外に軽くて小さな本のサイズ。意外に大きな文字。二十年ぶりに合う憧れの人ひとは中年になりつつある私に優しいスタイルでした(笑)