母の色は水の色―12人の子を育てた母の秘密 の感想

253 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトル母の色は水の色―12人の子を育てた母の秘密
発売日販売日未定
製作者ジェイムズ マクブライド
販売元早川書房
JANコード9784152081766
カテゴリ »  » ジャンル別 » 文学・評論

購入者の感想

作者は、jewish-african-americanで、母親は、ユダヤ人。ユダヤ教徒でユダヤ社会から逃げ出し、ブルックリンへ。そして、クリスチャンとなる。金銭的には大変だったが子供に恵まれ、子供の教育と信仰生活に力を注いだ。母親は自分がバージニア州のノーフォークでユダヤ人として暮らしていた頃のことを話そうとしないが、作者が自分のルーツを探しはじめたことから、母親の過去の秘密が暴かれていく。ユダヤ人としての差別、黒人としての差別、ユダヤ教とキリスト教の違い。文化や宗教、そして人種的な差別。いろんなものが入り混じっている中、母親は、ただただ、すべてを封印してキリスト者としての道を歩んでいく。アメリカの裏の部分がよく見えました。母親の悲しみや痛みが痛切に感じられましたが、彼女は真の勝利者なのだという見解を得ました。自分の価値観をしっかり持てる人間は、結局はどのような状況でも強く生きていけるのではないかという教訓になりました。

あなたの感想と評価

コメント欄

母の色は水の色―12人の子を育てた母の秘密 を買う

アマゾンで購入する
早川書房から発売されたジェイムズ マクブライドの母の色は水の色―12人の子を育てた母の秘密(JAN:9784152081766)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.