Appreciation Day の感想

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Jaheimをデビュー作から好きで聴いていて、アルバムは全部持っています。
正統派ソウルシンガーのアルバム発売が以前より少なくなってきた現在、ルーサー亡き後のポストルーサーは、やはり彼だと今でも思っています。
ソウルシンガーとしての存在感、歌が上手い、そして興行的にも売れることが前提であるとするならばその三条件を最もクリアしているのが彼かなーと。
但し、アルバムを聴くごとに、そのような条件は満たしているんでしょうが、活動歴ではすでに安定期に入ったようで、ファンとしては現状に満足できない方も多数いると思います。多分次作以降、LIVEアルバムや、ディユエット、カバーアルバムあたりが発売される可能性は高いと勝手に予想しますが、彼の歌唱力を前面に出した会心作を期待しています。本アルバムも当然、高いレベルのソウルアルバムに仕上がっています。しかし、例えば、ブライアンマックナイト、フレディージャクソン、グレンジョーンズ、ジェームスイングラムなど同じジャンルの諸先輩達も安定期に入って大きな壁にぶち当たりました。彼らのようなソウルミュージックは、ロックと違い、なかなかモデルチェンジできない音楽です。そのあたりを十分理解して、彼の活動を見守っていきたいと思っています。大ファンなので。