新 日本の絶景 の感想

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タイトル新 日本の絶景
発売日2014-06-20
製作者山梨勝弘
販売元パイインターナショナル
JANコード9784756245113
カテゴリジャンル別 » アート・建築・デザイン » 画家・写真家・建築家 » 写真家

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購入者の感想

フリーランスで日本の自然風景を写してこられた山梨勝弘さんとその息子の山梨将典さん、そして富田文雄さんが撮られた素晴らしい景観作品で埋め尽くされている写真集でした。

東北・北海道が15箇所、関東・甲信越が18箇所、東海・北陸が7箇所、近畿が5箇所、中国・四国が9箇所、九州・沖縄が6箇所掲載してありました。知っているようで知らない景色も含めて日本各地の60箇所の絶景がそれぞれ見開き2ページで映し出され、大まかな地図(本書だけでは撮影場所に辿りつけません)と場所、説明が付されていました。

例えば、群馬県の渋峠の朝焼けと雪の木立の見事な色合いは自然が作り出した美の素晴らしさを見事に切りとっていました。これだけ素敵な瞬間はアマチュアにはなかなか撮れませんし、難しいと思いました。写真データは記載してありませんので、実際にこのように撮ろうと思えば、11月頃にずっと現地に滞在してチャンスを得なければなりませんので、結構至難の業と言えるでしょう。

写真撮影は、撮影の気象条件や技術の差が出ますので、本書のような質の高い写真はアマチュアにはまず撮れません。その意味でも本書の価値の高さが理解できました。ベストショットには、当然、お天気に左右されるわけで、撮りたい風景をどれだけ待ち望まれただろうかと思ってしまいます。そう思って本書を眺めれば、カメラマンの努力の跡が忍ばれました。

70ページの新倉浅間神社も背景の深夜の富士山のシルエットが素敵な対比を見せてくれます。桜の頃の新倉浅間神社は是非写したいと思えるスポットですが、このような夜景もいいですね。本書でも「ここ新倉浅間神社は、桜の咲く春がベストシーズン。満開の桜と残雪の富士山、そこへ五重塔も加わり日本の春らしい景色が見られる。」と書いてありました。見慣れた桜の頃とは違う雰囲気の写真を提示している所がにくいです。観光ガイドブックの役割ではなく、眺めて堪能するというイメージですが、カメラアングルの参考にはなります。と言いますか、撮影アングルの指南書でした。

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