BE BLUES!~青になれ~ 15 (少年サンデーコミックス) の感想

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参照データ

タイトルBE BLUES!~青になれ~ 15 (少年サンデーコミックス)
発売日2014-06-18
製作者田中 モトユキ
販売元小学館
JANコード9784091247391
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

二ヶ月連続刊行と、読者にとっては非常に有り難い販売速度ですね。W杯と時期的に重なるという戦略的な理由もあると思いますが、同感です。より多くのサッカーファンに読んでもらいたいと思える数少ないマンガの一つであり、あるいはサッカーに限らずスポーツが好きな人、人間の成長潭を読みたい人に自信を持って勧めたい作品です。書店で表紙を見て購入を迷っているという方がいれば、参考になれば嬉しく思います。

今巻では前巻に引き続き、Aチームの試合から入ります。この試合は強豪校同士との戦いと言うだけでなく、武蒼のルーキーであるナベケンと同じピッチに立つ、星和台に存在する1年生ストライカー(ポチ)との対戦とも読めます。このフィールドに龍が立っていたらどうなっていたか、桜庭、優人がいたらどうであったか、今後に期待です。また、主人公達と同世代のプレイヤー、ポチのモデルを岡崎選手かもしれないと読めるのが面白い。桜庭はレッズ出身ということもあって、個人的に原口選手を思い浮かべます。そういう読み方も楽しいですよね。この作品はメンタリティやプレースタイル、人格の書き分けもしっかりしているので、物語の主軸を追いながら実在するプレイヤーモデルを予想し易いマンガでもあります。
今回の描写はAチームに戻るための龍と優人(そして桜庭)のトレーニング描写が主ですが、試合とは違う、トレーニング、練習の厳しさと熱さが詰め込まれています。切磋琢磨とはまさにこのことで、少し矢沢が好きになりました。また、序盤にある優希と江藤さんとの絡みにあって、優希の言葉はとても良く、わずかな描写でしたが込み上げる物がありました。一巻から彼らの成長を読んでいる読者としては「何も知らないくせに」という優希の言葉も分かりますし、同時に江藤さんの考えも分からなくない。鈍感な主人公という設定はありがちですが、龍を取り巻くヒロイン達のキャラクターも素晴らしい。彼女達の存在がこのマンガを盛り上げます。

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