ジョジョリオン 10 (ジャンプコミックス) の感想

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参照データ

タイトルジョジョリオン 10 (ジャンプコミックス)
発売日2015-07-17
製作者荒木 飛呂彦
販売元集英社
JANコード9784088804361
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

謎のフルーツを追うつるぎと康穂は、果実の鉢植えを持った不気味な青年を発見します。
男の正体と果物の栽培場所を探ろうとするも、逆に追跡を気付かれてしまい…
定助と合流する事も出来ないまま、命をかけたスタンドバトルに巻き込まれてしまうのでした。

え? マジで戦うの? ペイズリ―パークも、ペーパームーンキングも、戦闘用のスタンドじゃないよ?
それこそが、今回の見所になります。襲われたのが承太郎やポルナレフだったら、彼等の行動は一つ。
「 こちらから向かっていき敵の本体を叩くこと 」 安定の展開に読者も安心して見ていられます。
ところが、いま襲われているのは喧嘩の経験さえ無さそうな女性と子どもの二人。
おまけに今回の敵スタンドは 「 発動すれば無敵 」 単純な戦闘能力では、卑怯なくらいの性能差があります。
しかし、普段スマホばかりいじっている現代人のメンタルは、スタンドバトルにおいて本当に無力なのでしょうか? 
命が危険に晒された時、何も出来ずに泣き叫ぶばかりだと? いいえ、それは違います。
二人の武器は拳ではなく 「 情報 」 そして、得た情報から考え行動するアタマでした。
そうした頭脳戦こそが、荒木先生の真骨頂。勝利宣言を決めたつるぎの顔は、紛れも無く黄金の精神を宿した主人公の顔でした。
 
第三部のアニメを見終えた今だからこそ、この巻を読んで見比べてみるのはどうでしょう。
どんな分野においても情報化が進んだ現代。スタンドバトルがアクション中心の殴り合いから、
今回のような情報戦・頭脳戦へとシフトするのはある意味必然だったのではないかとさえ感じました。
( 勿論、肉弾戦だってたまにはして欲しいのですが )
次々と岩人間やフルーツの秘密が明らかとなるジョジョリオン。俄然おもしろくなってきました!

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