metaphorical music の感想

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参照データ

タイトルmetaphorical music
発売日2011-06-15
アーティストNujabes
販売元Hydeout Productions
JANコード4997184920704
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » J-POP

購入者の感想

Nujabesとしかいいようのない音を作り出すセンスは、唯一無二のもので、神懸かり的な
美しさを持っています。

 この1stアルバムでもその美しさは爆発しており、『Blessing It (Remix)』や、その名の
通りの『Horn in the Middle』でループされるホーン、ちぎれそうな繊細さを持つ『Lady
Brown』でのギター、『Kumomi』のピアノ、揺れる水面に映る月のような『Letter from
Yokosuka』、『F.I.L.O.』で爪弾かれるアコースティック・ギターの音色など、全曲で夢の
ような音世界が展開されています。

 日本には素晴らしいジャジーなサウンド・クリエイターがいますが、Nujabesがそのなかでも
突出しているのは、その音センスだけではありません。彼の作り出すトラックはヒップ・
ホップの初期衝動というべきストリート感をも併せ持っているのです。このアルバムでも多数
MCが参加していますが、そのメンツが素晴らしいです。Nujabesのトラックにぴったり合った
個性と、リスナーを捉えて離さないスキルを持ったMCばかりなのです。Substantial、Pase Rock、
Cise Starrなど本当に聴いていて気持ちいいとしかいいようのないような、音に溶け込んで
いくライムを聴かせてくれます。

 そのなかでもNujabesの盟友、Shing02のかっこ良さはやはり格別です。このアルバムでは
『F.I.L.O.』でライムを披露していますが、Shing02の声質と、Nujabesの音は相性が本当に
いいんだなと改めて気付かされます。かつて『Luv Sic』という曲のシリーズをこのコンビで
制作していましたが、その儚さ、危うさ、美しさはちょっと尋常ではありませんでした。
とくに『Luv Sic pt.2』の持つエネルギーは宇宙を包み込むようなものでした。

 最初から最後まで、Nujabesの魅力が詰まったまさに名盤です。彼の音楽的な幅の広さが

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Hydeout Productionsから発売されたNujabesのmetaphorical music(JAN:4997184920704)の感想と評価
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