国鉄F級ディーゼル機関車 (RM LIBRARY191) の感想

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参照データ

タイトル国鉄F級ディーゼル機関車 (RM LIBRARY191)
発売日2015-06-19
製作者岩成政和
販売元ネコ・パブリッシング
JANコード9784777053834
カテゴリビジネス・経済 » 産業研究 » 交通 » 陸運

購入者の感想

 内容については、上記の『商品の説明 内容紹介』のとおりなのであるが、何だかこの紹介は淡々としすぎていて、どうも思い入れが感じられない。ということで、内容を多少肉付けしながら紹介しよう。

まずは、DF50。DF唯一の量産機(0番台・500番台合せて138両)で、本誌の約半分の20頁を用いて解説。500番台は0番台の約1割増の出力を持っているが、決して0番台に替わるモデルチェンジ版では無く、長きに渡って両番台が並行製作されたという。500番台が0番台の後継機だと誤解しているファンも多いと指摘しており、私も実はそうだったので目を見開かされた。ただ、138両もあるので、全車のバリエーションを詳しく解説するには20頁では少々物足りず、概要に留まる。もっと詳しく知りたいなら、長らく絶版であるがレイルロード社の国鉄DF50などに情報を求める必要があるだろう。

続いて5機種(すべて各1両のみ)の試作&メーカーからの借入車の解説に18頁。
 DF40(二代目DF91)は、昭和31年に借り入れられた川崎車輌製DLで、5機種の中では一番成功したもので、後に貫通扉を付けてDF50に混じって四国で長らく(昭和50年まで)活躍した。C-C軸配置であるがゆえに線路の弱い土讃線では横圧に悩まされ、その入線試験を記録した貴重な一連の写真がある。当時の土讃線の線路のか細いことと言ったら線路が標準軌に見えるほどレールの高さが低い(細い)のだ。いささか個人的になるが、子供の頃、鉄道に関する興味の範囲が拡がり、四国のDF50に興味を持った時、側窓が丸窓の試作機みたいなのが1両いるなぁと思ったのがこのDF91だった。

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