7つのデータベース 7つの世界 の感想
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参照データ
タイトル | 7つのデータベース 7つの世界 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Eric Redmond |
販売元 | オーム社 |
JANコード | 9784274069086 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » コンピュータサイエンス » データベース処理 |
購入者の感想
数年前まで多くの技術者にとってデータベースと言えば、リレーショナルデータベースの事だった。
私はあまりデータベースには詳しくなく、何が起こっているのかよくわからなかったが、この本を読んでデータベースの世界で起きていることをおぼろげながら理解する事ができた。
RDB以外を試してみたいが、何から手をつけていいのかわからないという技術者にとっては、それに答えてくれる貴重な本である。
本書では下記の5つのタイプの7つのデータベースについて、それぞれ3日間の学習できるように構成されている。
・PostgreSQL(リレーショナル)
・Riak(キーバリューストア)
・Redis(キーバリューストア)
・HBase(列指向)
・MongoDB(ドキュメント指向)
・CouchDB(ドキュメント指向)
・Neo4j(グラフ)
これらのデータベースは、その特性によりそれぞれ長所短所があり、それらの多くはトレードオフの関係にあるため、課題に応じた選択が必要になる。本書では各々のデータベースの特徴にそって、選択する際にキーポイントとなるメリット・デメリットがセットで記述されているため、データベース選択に際して非常に良い指針となる。
一つの技術を扱う場合は、良いところの説明ばかりになりがちだが、HBaseはスケールダウンできない。Redisは高速化のために永続性を犠牲にする。グラフデータベースはスケールしない。などトレードオフが示されているため、勘違いして間違った選択に誘導されることは無いだろう。
大量のデータを扱う必要がある。MapReduceによる高速化が必要。将来的にデータが大きく変化する。などの問題を解決する必要があるが、まだNoSQLには詳しくないと言う技術者にお勧めです。0
私はあまりデータベースには詳しくなく、何が起こっているのかよくわからなかったが、この本を読んでデータベースの世界で起きていることをおぼろげながら理解する事ができた。
RDB以外を試してみたいが、何から手をつけていいのかわからないという技術者にとっては、それに答えてくれる貴重な本である。
本書では下記の5つのタイプの7つのデータベースについて、それぞれ3日間の学習できるように構成されている。
・PostgreSQL(リレーショナル)
・Riak(キーバリューストア)
・Redis(キーバリューストア)
・HBase(列指向)
・MongoDB(ドキュメント指向)
・CouchDB(ドキュメント指向)
・Neo4j(グラフ)
これらのデータベースは、その特性によりそれぞれ長所短所があり、それらの多くはトレードオフの関係にあるため、課題に応じた選択が必要になる。本書では各々のデータベースの特徴にそって、選択する際にキーポイントとなるメリット・デメリットがセットで記述されているため、データベース選択に際して非常に良い指針となる。
一つの技術を扱う場合は、良いところの説明ばかりになりがちだが、HBaseはスケールダウンできない。Redisは高速化のために永続性を犠牲にする。グラフデータベースはスケールしない。などトレードオフが示されているため、勘違いして間違った選択に誘導されることは無いだろう。
大量のデータを扱う必要がある。MapReduceによる高速化が必要。将来的にデータが大きく変化する。などの問題を解決する必要があるが、まだNoSQLには詳しくないと言う技術者にお勧めです。0