Love Marriage & Divorce の感想

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参照データ

タイトルLove Marriage & Divorce
発売日2014-01-30
アーティストToni Braxton & Babyface
販売元Umgd/Motown
JANコード0602537580996
カテゴリミュージック » ジャンル別 » ソウル・R&B » R&B

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購入者の感想

素晴らしい歌声で多くのR&Bファンを魅了してきたトニ・ブラクストン。ただ,私生活では2度にわたる自己破産や胸の腫瘍での療養など厄続きで,ついに引退を決意するも・・・ベイビーフェイスの説得により思いとどまり,共作で発表されたのが本作です。
この2人,92年のサントラ「Boomerang」(エディ・マーフィー主演の恋愛コメディ映画)で「Give U My Heart」(いかにもL.A.リード&ベイビーフェイスらしいメロウでソリッドなビートのアップテンポ)をデュエットしており,それ以来の共演となるんだとか。
冒頭の「Roller Coaster」でグッと心をつかまれました。緩やかに流れる心地良いグルーヴ。愁いを帯びたメロディーと内省的で味わい深いヴォーカル。1人でゆっくり聴きたいナンバーですね。1st シングルは「傷つけるつもりはなかったのに」という邦題が冠された「Hurt You」。やるせない怒りにも似た深い哀しみに満ちたメロディー,情感あふれる2人のヴォーカル。押し寄せるようなコーラス。実に素晴らしいナンバーです。
ただ,それ以上に素晴らしいのがトニのソロによる「I Wish」です。優しく包容力のあるピアノをバックに,一言ひとことを噛みしめるように,伸びやかに歌い上げるヴォーカルは心に響きます。引退などしなくて良かった・・・・そう思わせる秀作です。
この他にも聴きどころは満載。
バラードでは,そよ風のように優しく穏やかに流れる「Where Did We Go Wrong?」や「Take It Back」がイイですね。特に「Where Did We Go Wrong?」では,ファルセットで繊細に歌うベイビーフェイスに対して,トニはしっとりとしなやかに歌い上げ,そのコントラストが絶妙です。内省的ながらも深い愛に満ちた「One」も胸に染みます。
テンポのある曲では,ポジティブで疾走感のある「Heart Attack」,春の陽光のようにブライトな「Let’s Do It」でしょうか。クールなメロディーを密やかに,そしてしなやかに歌い上げる「Sweat」は,レイトナイト向けのロマンティックなムードがたまりません。
繊細で微妙に揺れ動く心の内を表情豊かに歌い上げた素晴らしいアルバム。お薦めです。

まさかの2人名義のアルバムが発表されることが実現できて嬉しいです。
1990年代のR&Bを熱心に聴いた私にとっては、どのような曲が収録されているかはとても気になりました。

1度聴いた感想としてはあっさりした楽曲が多く、あのベイビーフェイス節
(サビが憶えやすく、多重コーラスが印象的なミックス。)が抑え気味だったのが少し残念です。

ただ、トニーの歌唱力が当時よりも上手くなっているように感じられたりや、ベイビーフェイスらしい"where did we wrong"など
聴き込む内に好きになれそうです。

日本盤ボーナストラック2曲とも、いい曲でした。0

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