聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話 6 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ) の感想

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車田正美先生ご自身の手による正統続編『N★D』

無印の連載終了から20年以上たった現在に続編を読めるだけでも喜ばしいですが、この第6巻は更に驚嘆させられる事が多くありました

初めに絵の印象
第1巻〜第3巻くらいまでは作画に荒さが目立っていて残念でしたが、巻が進むほどに本調子を取り戻していき、特にこの第6巻辺りからソレがよく解るようになってきました
無印『ハーデス編』の頃の絵柄が好きだったので、その時期の調子に戻ってきていて嬉しいです

CG彩色も最初は全体的に明るすぎてメリハリに欠ける印象を受けましたが、こちらも落ち着いて格段に見やすくなっています

オールカラーは白黒とはまた違う味があり、これまで色が判明していなかった無印キャラ、これから現れる新キャラがカラーで見れるのは純粋に楽しみです
ただし無印原作の配色のままのキャラ、アニメでされた配色に変更されたキャラ、更にどちらでもない配色に変更されたキャラが混在しているので、見る人によって｢どちらかと言えばこの色の方が好みだった｣という感想は出てきてしまうかもしれません
かく言う私も原作･アニメそれぞれに気に入った配色があるものですからキャラによって｢この色で嬉しい｣、｢この色でないのは惜しい｣と感じる時があります

個人的に配色がアニメに近くなったキャラの中では、第4巻に登場した魔鈴･シャイナの2人が好印象でした
単に彼女達の配色が気に入っていたのも理由の1つではあるのですが…
登場が同時期の天闘士･斗馬が纏っている天衣が銀色だったので、白銀聖衣を銀以外の色で塗った事で画的に被ったりせず、画面の迫力と緊張感が増していて良かったのではないかと思いました

次にこれまでの大要と感想
ここまでに新旧様々なキャラが登場しました
中にはクロノスやアルテミスなど｢ついに描かれるのか｣と思うキャラも…
神々の存在は無印原作、『コスモスペシャル』、『大全』などで以前から仄めかされていたので必見です