食べない、死なない、争わない (人生はすべて思いどおり--伝説の元裁判官の生きる知恵) の感想

188 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトル食べない、死なない、争わない (人生はすべて思いどおり--伝説の元裁判官の生きる知恵)
発売日2015-04-15
製作者稲葉 耶季
販売元マキノ出版
JANコード9784837672210
カテゴリジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » 家庭医学・健康 » 自然治癒力・免疫力

※サンプル画像

購入者の感想

悠々とした大河の流れのように生きる稲葉先生の生き方が表された本です。
この本を読んで、食べないと死んでしまうという考えから、食べなくても死なないかもしれないという考えに、死ぬことも怖くなくなりました。争わないことで、心の安寧ももてるようになると思います。
ゆとりなく生きている現代の人々が、付章にある「いまを生きる16の知恵」を参考にして生きることで、心にゆとりを取り戻し、生きやすい世の中になると思います。そうなってほしいと願います。

著者の稲葉さんは、「不食」実践家の秋山佳胤さんと同じく法曹界の方でしたが、裁判官を定年で退官されてからは、臨済宗の僧侶となられ、現在、インドに仏教大学を設立するためのプロジェクトにアドバイザーとして参加されている方のようです。

この本全体を貫くのは、五官で感じ取られるものだけを信じるのではなくて、できれば「貴方の「本質」で感じ取ってみませんか?」という彼女から私たちへの投げかけのようなものではないかなと思います。

まず、「食べない」というのは、「不食」を意味しますが、現在のところ、不食の人は、世界で、何と10万人以上存在しているそうです。
著者の稲葉さんは、しばらくの間、1日1食の玄米菜食で過ごしてあり、超少食の部類に入るようですが、今現在、心身ともに、「不食」への準備が整ったということを感じてあるようです。
不食を可能としている要因として、稲葉さんは、「(生体内)原子転換」のメカニズムと関連していると思われる腸内細菌が多数存在していること、太陽光などに多く含まれるプラーナ(宇宙エネルギー)を直接的、効率的にとり込んで生命エネルギーに換えていること、窒素を含む空気成分を活用していることなどを挙げてありました。

大切なこと、それは、不食とは、先の秋山さんの言葉を借りるなら、食べるのをがまんすることではなく、修業でもなく、「食べないほうが、心と体にとってどれだけらくで、どれだけ多くの幸福をもたらすことを知ること」だということだそうです。
例えば、たくさん食べた日ほど、食べ物の消化のために余計に睡眠が必要になるということをご存知でしょうか?つまり、不食の人は、ほとんど睡眠を取る必要がないということのようです。
そして、不食は、少食が快適だと感じる人が、段階を経て結果として到達するものなのではないか、と稲葉さんはおっしゃってありました。食べたい人は自由に食べて宜しいのだと。
もしかして、食べないことが、とても快適に過ごせて、幸せに通じ、また、真の健康に繋がるということに気づいた方が、先達として、私たちに一つの手本を示してくれているということなのかもしれません。

「食べない人たち」を読んで、そこで登場する不食のI先生に関心を持っていましたら、ご本人が著書を出版されているとは。
不食という共通項があるおふたりですが、秋山佳胤弁護士も、稲葉先生もおふたりとも法律家でありながら、「争わない」ということを訴えておられるのが特に印象的です。秋山氏の「誰とも争わない生き方 人生にも魂にも善悪はない 」とタイトルも似通っています。

入り口は不食だったのですが、読んで感慨深かったのはむしろ「死なない」と「争わない」のふたつのほうでした。

インドではヒンドゥー教の考えとして、学生期(がくしょうき)、家住期(かじゅうき)、林住期(りんじゅうき)、遊行期(ゆぎょうき)と人生を四住期に分けて考えるのだそうです。このうち最後の遊行期になると、老人達は水しか飲まないようになり、家族や友人の訪問を受けつつ、安からに逝くのだとか。文章でちょっと読んだだけでも現代日本のドタバタしてチューブがいっぱい刺さった状態のご臨終とはまったく違う世界であることが伺えます。

私もヘミシンクをほぼ毎朝聞いて瞑想しているのですが、ヘミシンク専門家ではなく一般の方がセミナーなどを通して非常に深い体験をされているというのも参考になりました。今のところ瞑想補助ツールとしてしか使っていないので、今後もっと可能性を広げてみようかなと思いました。

「争わない」について、最近、世相はやや物騒になりつつあり、中国の台頭の恐怖から国防を強めろという論調が目立ちます。改憲をめざす現政権もそうでしょう。このような動きに対してどう対応するべきか。

私はもちろん戦争反対です。かつてマザー・テレサが「私は決して反戦集会には出ません。でも平和推進集会の会場を探せば私がいることでしょう “I was once asked why I don’t participate in anti-war demonstrations. I said that I will never do that, but as soon as you have a pro-peace rally, I’ll be

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

食べない、死なない、争わない (人生はすべて思いどおり--伝説の元裁判官の生きる知恵) を買う

アマゾンで購入する
マキノ出版から発売された稲葉 耶季の食べない、死なない、争わない (人生はすべて思いどおり--伝説の元裁判官の生きる知恵)(JAN:9784837672210)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.