LIVE IN LONDON -BABYMETAL WORLD TOUR 2014- [DVD] の感想
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参照データ
タイトル | LIVE IN LONDON -BABYMETAL WORLD TOUR 2014- [DVD] |
発売日 | 2015-05-20 |
出演 | BABYMETAL |
販売元 | トイズファクトリー |
JANコード | 4988061181677 |
Disc 1 : | BABYMETAL DEATH いいね! ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト 悪夢の輪舞曲 おねだり大作戦 Catch me if you can 紅月 -アカツキ- 4の歌 メギツネ ド・キ・ド・キ☆モーニング ギミチョコ!! ヘドバンギャー!! イジメ、ダメ、ゼッタイ |
Disc 2 : | BABYMETAL DEATH いいね! ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト 悪夢の輪舞曲 4の歌 Catch me if you can 紅月 -アカツキ- おねだり大作戦 メギツネ ド・キ・ド・キ☆モーニング ギミチョコ!! イジメ、ダメ、ゼッタイ ヘドバンギャー!! Road of Resistance |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » ミュージック » J-POP |
※サンプル画像
![LIVE IN LONDON -BABYMETAL WORLD TOUR 2014- [DVD] サンプル画像](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51d1JwPLSoL.jpg)
購入者の感想
本作には、ソニスフィア明けの7月のロンドン公演、そして、ワールドツアーの追加公演である11月のロンドン公演が収録されている。特に11月の公演は2014年のワールドツアーの集大成ともいうべきものであり、新曲road of resistanceの初披露もなされた。
かつて、ベーシストの棒手大輔さんが、自身のブログのなかで、babymetalを評して、「無敵の領域に突入しつつある」と表現したことがある。その理由の一つとして、babymetalは進化し続けていることを挙げている。
本作に収録される2つのロンドン公演を観て、彼が言いたかったことの本当の意味がわかった。
始まりは、キャパの小さな小屋で、ちょっと変わったオケをバックに歌って踊る、幼いアイドルだった。だが、それからわずか数年で、彼女らは怪物的な進化を遂げた。彼女たちの進化とは、歌とダンスの練度を高めたことや、高い演奏技術を持つバックバンドと合流したことにとどまらない。本作で、babymetalは、もう一つ上の次元に到達している。
メタルやハードロックのライブは力で観客をねじ伏せなくてはならない、ある種の戦いでもある。本作でも、ところどころ、北斗の拳の悪役のような強面の観客が見受けられる。そういった所謂メタラーは、ぬるいパフォーマンスに対して容赦はしない。その一方で、バンドの力を認めたならば、彼らはこの上なく熱狂してくれる。そのため、メタルバンドの中心的なプレーヤーには、ステージ支配力が求められる。歴史上のモンスターバンドにはカリスマが必ず存在する。babymetalにおいてはその重い役割は、su-metalが担わなくてはならない。ライブ当時、ほんの16歳の少女がだ。ところが、su-metalはその役割を完璧に近いレベルで果たしてしまう。彼女のステージ上での、射抜くような目つきが、一挙手一投足が、その表情が、観客を従わせていく。ロッカーのカリスマ性は、天性のものだ。もし、数年前の段階で、この才能を見抜いて彼女をキャスティングしたのだとしたら、それは驚くべき慧眼だ。
かつて、ベーシストの棒手大輔さんが、自身のブログのなかで、babymetalを評して、「無敵の領域に突入しつつある」と表現したことがある。その理由の一つとして、babymetalは進化し続けていることを挙げている。
本作に収録される2つのロンドン公演を観て、彼が言いたかったことの本当の意味がわかった。
始まりは、キャパの小さな小屋で、ちょっと変わったオケをバックに歌って踊る、幼いアイドルだった。だが、それからわずか数年で、彼女らは怪物的な進化を遂げた。彼女たちの進化とは、歌とダンスの練度を高めたことや、高い演奏技術を持つバックバンドと合流したことにとどまらない。本作で、babymetalは、もう一つ上の次元に到達している。
メタルやハードロックのライブは力で観客をねじ伏せなくてはならない、ある種の戦いでもある。本作でも、ところどころ、北斗の拳の悪役のような強面の観客が見受けられる。そういった所謂メタラーは、ぬるいパフォーマンスに対して容赦はしない。その一方で、バンドの力を認めたならば、彼らはこの上なく熱狂してくれる。そのため、メタルバンドの中心的なプレーヤーには、ステージ支配力が求められる。歴史上のモンスターバンドにはカリスマが必ず存在する。babymetalにおいてはその重い役割は、su-metalが担わなくてはならない。ライブ当時、ほんの16歳の少女がだ。ところが、su-metalはその役割を完璧に近いレベルで果たしてしまう。彼女のステージ上での、射抜くような目つきが、一挙手一投足が、その表情が、観客を従わせていく。ロッカーのカリスマ性は、天性のものだ。もし、数年前の段階で、この才能を見抜いて彼女をキャスティングしたのだとしたら、それは驚くべき慧眼だ。