生と死、その非凡なる平凡 の感想
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参照データ
タイトル | 生と死、その非凡なる平凡 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 西部 邁 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784103675068 |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » な行の著者 |
購入者の感想
長年、著者の本はよく読んできたし、一面反発し(いつも自分の存在を売ることに腐心)ているのも嫌味だが、まだそれほどの年齢でもないのに、老人の最後の言葉のように書いている、そこにも惹かれて購入した。最愛の奥さんの介護をふくめ、著者の言葉というか、鋭敏な頭脳から組み立てられた言語に今回も引き付けられた。テレビでもお目にかかっているが、平家物語に出てくる斉藤実盛のような武者となって、その存在を際立たせてほしい。まだお若いころの著者の講演を聞き、いつも頭から離れない人だ。