ネット将棋攻略!早指しの極意 (マイナビ将棋BOOKS) の感想
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参照データ
タイトル | ネット将棋攻略!早指しの極意 (マイナビ将棋BOOKS) |
発売日 | 2015-04-24 |
製作者 | 大平 武洋 |
販売元 | マイナビ |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 趣味・実用 » 将棋 |
購入者の感想
テーマ図を提示し、プロの大局観を学ぶ本といえば戦いの絶対感覚や読みの技法が有名ですが、この本は『早指しの絶対感覚』と言えるような内容です。
※ テーマ図の難易度ですが、対象棋力はやや広めの印象。
本書では25のテーマ図が用意されており、それぞれの局面の急所、特に早指しに着目した『極意』を解説するというスタイルです。それぞれ最善手の他、次善手以降についても読みを入れており、なぜ間違えるのか?という部分を的確に解説しています。
どうしてもネット対局、中でも切れ負けルール下では時間に追われて局面がぼやけてしまったり、急所を誤ってしまう経験は誰にでもあると思います。そういう場面でこの本の極意を思い返してみると、中終盤の方向性が見えてくると思います。
特にゼットの作り方とゼットを活かすべき局面の考え方は参考になりました。
※ ゼット自体は固くないことが多いので、タイミングが重要というのがわかります。
テーマとなる局面図は穴熊、次いで矢倉が多い印象で、条件付きゼットを作りやすいこの2つの囲いの優秀さがよく伝わってきました。
大局観を学ぶ本としては斬新な内容で、ネット対局をする方にはとても役立つ内容ですし、良い着眼点で執筆されているなぁと感じました。
なお、決して早指しだけに使えるテクニックではなく、普通の時間でも役に立つ内容が多いです。
繰り返し読んで早指しにおける重要な極意、感覚を頭に馴染ませたい一冊です。オススメです。
※ テーマ図の難易度ですが、対象棋力はやや広めの印象。
本書では25のテーマ図が用意されており、それぞれの局面の急所、特に早指しに着目した『極意』を解説するというスタイルです。それぞれ最善手の他、次善手以降についても読みを入れており、なぜ間違えるのか?という部分を的確に解説しています。
どうしてもネット対局、中でも切れ負けルール下では時間に追われて局面がぼやけてしまったり、急所を誤ってしまう経験は誰にでもあると思います。そういう場面でこの本の極意を思い返してみると、中終盤の方向性が見えてくると思います。
特にゼットの作り方とゼットを活かすべき局面の考え方は参考になりました。
※ ゼット自体は固くないことが多いので、タイミングが重要というのがわかります。
テーマとなる局面図は穴熊、次いで矢倉が多い印象で、条件付きゼットを作りやすいこの2つの囲いの優秀さがよく伝わってきました。
大局観を学ぶ本としては斬新な内容で、ネット対局をする方にはとても役立つ内容ですし、良い着眼点で執筆されているなぁと感じました。
なお、決して早指しだけに使えるテクニックではなく、普通の時間でも役に立つ内容が多いです。
繰り返し読んで早指しにおける重要な極意、感覚を頭に馴染ませたい一冊です。オススメです。