白崎茶会のかんたんパンレシピ の感想

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著者のファンです。本は全て持ってますが、「にっぽんのパンと畑のスープ」と「にっぽんの麺と太陽のごはん」を一番リピしてます。カレールウのレシピは海外で日本のルウを買えない時、現地の粉で作ってました。ビストロレベルでは無いですが気軽でなんか懐かしくて心が温まる様な美味しさ。それがこの著者の全てのレシピ本の特徴です。また、卵と牛乳不使用です。

今回はココナッツオイルなど特殊な材料は胡麻油等、色々な代用品も載っています。前作のココナッツオイルの本より経済的ですが、パンの友コーナーのバターなどはココナッツオイル使用。それ以外は代用できそうです。バターやクリームなどの一部のレシピ以外は他の本の内容とかぶってません。基本のパン生地はさっぱりとふわふわ。差は薄力粉と強力粉の配合割合よりぬるま湯を一部豆乳に、オリーブ油をココナッツオイルに。道具はボウル、ビニール袋、オーブン、オーブンシート。あまりいりません。

気軽に色々なパンが出来るのが良い所です。気軽にと言っても、長時間発酵なので短時間ではないですが、それが美味しさの素でもあると思います。こしあんのレシピも和菓子のあんこのように水を何回も茹でこぼす事無く、茹でて潰すだけ。

先日さっぱり生地を昼に仕込み、翌日の朝にりんごのミニピザを6個30分程で焼けました。250度で焼くと書かれてましたが、高温度でピザを焼くので一番高い温度で20分以上の余熱とピザストーンがあるとより本格的です。味は美味しかったですが、焼きたては高橋雅子さんの少しのイーストシリーズの本より感動はなかったです。しかし、2-3時間後に生地も馴染んでサクサクのりんごとジュワーとシナモンと甜菜糖(ココナッツシュガーの代用)の甘みがふわーときてより美味しかった。冷めた方が美味しかった印象でした。

レシピは因みにこちらです:
丸パン
レーズンパンと白パン
ココナッツパン
モンキーブレッド
ドッグパン
いちごクリームサンドとあんバターサンド
皮パン
コロッケサンド
ココナッツミルクハース
クッペ
トマトのミニピザ
バジルチーズのミニピザとりんごのミニピザ